「同い年の友達は元気そうなのに、

なんで私だけ

こんなにしんどいんだろう…

甘えてるのかな?」


「何をやっても元気になれない。

これ、いつまで続くのかな…」

 

そんなふうに

感じたことはありませんか?

 

更年期の症状は、

本当に人によって差があります。


軽くすむ人もいれば、

なかなか抜け出せずに

苦しい思いをしている人もいます。

 

 

体質の違い? 

運動や食事の習慣のせい?


いろんな要因があると思いますが、
 

「ストレスに、どう向き合ってきたか」

 

も、大きく関係しているんです。

 

私たちの体には、

生きるためのエネルギーの

流れがあります。


これは、目に見えないけれど、

体を温めたり、

気持ちを落ち着けたり、

元気を保つために

働いてくれているもの。

 

でも、このエネルギーは

無限じゃありません。

 

たとえば…

 

・夜更かしや無理な働き方をしてた

・頭痛薬や痛み止めをよく使ってた

・何かと我慢して、ため込むタイプ

・カフェインやお酒が好きすぎる

・苦労が多く、楽しみが少ない

 

こういった習慣が長く続くと、

体が本来のバランスを保つために、
がんばってエネルギーを

使い続けることになります。

 

すると、いざ体の変わり目

(=更年期)を迎えたときに


「もう、そんなにがんばれません…」

 

と、体がエネルギー不足の

サインを出し始めるんです。

 

私も、

「ん?前はこれくらい平気だったのに」

と思うことが

増えた時期がありました。


疲れやすくて、

寝ても寝ても回復しない。


イライラしたり、落ち込みやすい。


みんな、元気で

何の不安もなさそうに見えて
(そんなことも、ないんだけども)

それが、よけいに落ち込むことも。

 

でも、そんな時こそ大切なのは、


今までのがんばりすぎを、

ちゃんと手放すこと。

 

当時の私は少しずつ、

こんなふうにやってみました。

 

・夜は早めに休む

⇒意味なく、ダラダラテレビや

動画を深夜まで見るのをやめた。

 

・頭や目を酷使しない時間をつくる

⇒パソコンやスマホは、

急ぎでない限り、夕食後は見ない。

 

・呼吸や散歩で、緊張をほどく

⇒なるべく歩くこと、

周りの風景を楽しむ

 

・あたたかいものを飲む

⇒冷蔵庫にあるジュースや

ビールではなく、ノンカフェインの

お茶や、ハーブティを準備

 

・「こうすべき」ではなく

「こうしたい」で動いてみる

⇒ルールに合わせるのではなく

今日は、自分はどうしたい?と

自分の意志で選ぶ意識をもつ

 

すると少しずつ、

「あれ?今日はラクかも」と

実感することが出てきました。

 

ホントに、わずかな「差」です。

 

朝起きたとき、気分がいい、とか

胃の調子がいい、とか

 

今日は、出かけてみよう、と

いう気持ちになったり

 

自分が好きだったもの、こと、を

思い出せるようになったり。

 

そんなことくらい?って

思うかもしれませんが

そんなことですら

感じられなくなった

時期があったんですよ(^^;)

 

体と心のエネルギーは、

いわば、湯たんぽみたいなもの。


じわじわ減っていくけど、

じっくり温めれば

また戻ってきます。

 

人と比べないで、

自分の体を丁寧に扱うこと。


それが、更年期を

少しラクにする

第一歩かもしれません。

 

そして、必要があれば、

更年期を相談できる

専門家に頼るのも、いいですよ。
 

専門家のサポート、アドバイスが

あることで、「これでいいんだ」

と、安心できることもあります。

 

不安なとき、疑問が出たときに

聞ける相手がいるっていうのも

ひとりで抱えて、がんばりすぎを

手放す方法のひとつです。

 

体の変化、特に老化は

切なく思うかもだけど

誰でも経験しなくちゃ

いけないこと。

 

がっかりするばかりでなく

新たな自分との

付き合い方を考える時期

 

とできるといいですよね(^^