レース映像を観ることが生き甲斐なのかもしれない執筆者です


今回の記事は川崎競馬場


レース映像を観ると何がいいのか


・調教などと違い即効性はないが次狙える条件が分かる


やはりこれが1番大きいかと

調教でも何にしろ買うに値するレベルで納得させるには数字やインパクトなどが必要になると思います


不確定要素が多い中でどんな予想をしても抑えることができない馬は珍しくないくらい現れます

そこらへんを許容して大雑把に来る可能性が高い馬を選別する方法がレース映像というわけです


地方競馬は100の力が出る、出ないがあるのでアレなんですが中央は基本勝ちにくるからコンディション面はそこまで疑う必要がないというのが長年競馬をやってきた答えではあります


その不確定要素を補う為買い方を工夫しています

全頭把握できないのならある程度の想定は必要ということです


例えば軸が負ける、力を出さないなどの条件があれば逆張りの様な形で別の方向から馬券を買うみたいな

負けるリスクが高くて倍率の低い馬券を買わないようにするというのも期待値を追うという意味ではやる意味のない行為と言えます


こうしたことが書かれた本をじっくり読んだことはないですが勝つ為にやれることといえばそんなところでしょう


今はS N Sが浸透してそういった学べる場が増えたと思うので遠回りすることなく年々購入者のレベルが上がっているのかなと感じます


そういったこともあり、人と同じことをしたら勝てない

なら別の人に選べない好走馬を探し出す


普通に人気から買うと負けていく競馬、ただしくは負けやすい競馬で自分が勝ちやすいと思ったのが最初の話にあるレース映像を観るということでした



1番最初にそれに気付いたのがコパノリッキーが勝ったフェブラリー S


オッズは近走成績をみた購入者が決めるのであって条件面を考慮して来そうな順番に並べたものではないです


そのため実力がいまいち測れていない馬が好走、凡走することで妙味というものが生まれます


レース映像を観て妙味が生まれそうなところだけ買う

これだけすれば正直負けないと思いますけどどのレースも買える状況でその固い掟を守るのは難しいことですね


パトロールビデオなどから次回に繋がりそうな馬や条件が揃えば面白そうな馬などの見つけ方や馬券の買い方をここに書けたらいいんですがあいにく読む人の求めていることがわからず題材がもしあればブログかXでコメントを頂けると幸いです


簡単にレース映像でやることのまとめ


・レースを見る時は一緒にラップも

出来れば馬場差やコース取りも


ラップというのは逃げ馬のものですが競走馬は一定のスピードから直線スパートを掛けるのが普通の流れですよね

同じ力の馬が戦うとすれば普通の流れなら前にいた方が勝つのは当たり前のことです

地方だとクラス分けが細かくより回顧が生きる印象ですが中央よりはマイナーです

最初に手をつけるなら中央でしょう


力差で不利をひっくり返す馬も稀にいますが基本は不利を受けたらその分着順を下げるのでそこを重点的に狙います


レースを見た時にぶつけられたとか出遅れたなどの分かりやすいものの他、大きく負荷を負った区間があったのにそれほど負けなかった等上げる要素を探します


パターンが多すぎて言葉で説明するには文章能力が低すぎるんですが

パッと思いつくのが

①コース、枠の並び

②捲り

③ペース

④騎手、馬場、コース取りなど

⑤相手関係

⑥状態、条件面


①は単純に走る前から分かっている情報だとは思いますがスタート後のアクシデントで不利を受ける可能性があります

枠の並びは周知の事とは思いますが例えば大阪杯

内枠に前を取れる馬が多くいた場合少しテンの遅い馬は必然的にポジションを落とします

前が有利になりやすい内回りコースで後手を踏むということはインが開かない限りは外を通すことになりますよね

外を回すということはそれだけ長い距離を走るということになるので不利なく前まで競馬しロスを抑えた馬とは差が出るのは当然のことです


また、逃げたい馬が揃った場合

外枠なら被されず気分よく先行できるのに対し内枠から無理やり逃げようとした場合どうでしょうか


逃げ馬というのは逃げているのか逃がされているのかでも消耗は変化すると思いますが、最後まで足を持たせられるのは前者ですよね


枠の並びは騎手にも繋がってきますが、ペースを予想するのにも役立ちますしメンバーによって毎回変わってくることなのでレースを見ることである程度パターン化出来ると思っていまして、予想→結果の振り返りをする事でこういう条件ではこういった展開になるなど自分の中で展開予想ができる様になってくるはずです

自分はこの展開のイメージがすんなりできた時は大きく勝負する様にしています



②捲りとは雑に書いてしまいましたが通過順を上げるまたは下げる不利について

テンが遅いか出遅れた馬は挽回する為に捲りを打ちます

ただそれは無理をしてすることが多く楽をした前にいる馬はその捲りを受け流すことは容易だと思います

通過順はサイトに無料で得られる情報の為妙味は薄そうだが順位が大きく変わった馬はレースを見てどの程度不利があったか確認すべきでしょう



③ペースは単純で力を出せなかった馬のサルベージです

ハイペースが1番説明がしやすく速すぎる流れで凡走した馬が次回すんなり進めたらの狙い

基本は前で受けた馬ということになりますがこれ以外に差し馬が追走に手間取ったりなどが挙げられます

速ければ後ろが有利になるのが普通ですがそうはならないのが直線の短いコースやイン前が有利なコース

その場合は同じ様な位置の馬が好走しているかを見れば分かりやすいのではないでしょうか


ペースが速くても前しか残っていない様だと馬場差がマイナスだっただけで数字ほど負荷はなかったと判断ができます


スローペースは基本は後ろが不利

差し足がある馬でも物理的に届かない距離では仕方がありません

他の要素と被る内容ですが内が不利に働く場合もあるので一概にはいえませんが、、


また、折り合いを欠いてしまうなど力を出しきれなかった馬を狙います


④騎手は乗る人の裁量で結果に影響がある場合もあるということ

テン乗りで馬のキャラを活かせなかったなどが挙げられます


あとは馬場

基本は前にいる馬が有利、さらにインコース

どこの競馬場でも有利に働くことが多い

例外は外差しになった場合で雨が降ったり内馬場が荒れて先行負荷が掛かったり、ペースなどの理由から外を回る後ろにいる馬が有利になることもあります

結果が後方待機組で独占だったりするとこれに該当しているのではと疑えると思います


コース取りはパトロールビデオを、みると分かりやすいのですが、待たされるロスや速い区間で外を回らされるなどのロスが見つかるはずです


⑤相手関係はペースにも繋がることですがメンバーレベルが上がるとレースの質も上がる可能性があります

一般にペースが遅く決着タイムが遅くなる方が足りない馬でも好走出来る水準まで落ちる為波乱の種になります

どういうタイプの馬にもよるがペースが遅かろうが使える脚には限界があります

ペースは逃げ、番手がコントロールし後方の馬は捲らない限りは直線勝負になりそこまでの距離感が明暗を分けます

よくあるのは前が止まらずそのままみたいな決着

ペースが遅いと余力ができそうなる可能性が低いとはいえ隙が生まれるということなんです

そうしない為に後続は前にプレッシャーを与えなくてはなりませんが近年重賞などでも積極性に欠けるレースが散見されています


逆にレースレベルが高い場合

これも厄介ですが能力が足りる馬が多いため前でやり合ったり、前で牽制し合う、有力馬がこぞって控えるなど少しのロスでも結果が変わると思います

そのへんを観ています


⑥先に条件面ですが全てがその馬にあっているとは限りません

実はダート🐴でしたとか軽い馬場は合わないなど力を出しきれなかった馬狙いです

条件変更の記事は別で出せたらなと思います

レース回顧が外見の予想だとすると条件面は先に知れるので内面的な予想ということになります


状態面は力を発揮できる状況にあるか

発汗が酷く力を発揮できない、調教時点で一旦坐あったなど外見が良くても内面が伴っていなかった場合が当てはまります


どんなに考えても不可解な負け方であれば疑うべきでしょう

例えば大阪杯のタスティエーラ

私は走らなすぎだと感じましたしレースでは4コーナー前で前に離されていくのを、必死についていくしか出来なかったように見えました

DDSTで休み休みになっていたのが敗因とも取れますし力が足りなかったとは思えない内容でした

とこんな風に仮説を立てる→レースに臨むこの流れで精度を高くしていこうというのが今回の記事でした


長文失礼しました