本日付朝日新聞「生活」面、〈すべての人へ 「お疲れさま」〉より
コロナに明け暮れた2020年。
不安を抱えながら働き続けた人も、出かけるのを辛抱して感染防止に努めた人も、みなさん本当にお疲れさまでした。
ということで3人の著名人へのインタヴュー記事が掲載されています。
その中から、心療内科医·海原純子さんの記事より一部抜粋させていただきました。
視点変え 小さなポジティブ探してみて
コロナ禍のつらさは、感染の心配や経済不安だけでなく、「自粛警察」のような同調圧力、警戒の度合いが違う人へのいらだちなど、さまざまな要素があります。
ボディーブローのようにじわじわと疲れがたまっていると思います。
〈一部略〉
いままで通りのことができないと沈んでいる人には、少し視点を変えることをおすすめします。
例えば「できなくなった」ではなく「かわりにでにることがあるかもしれない」と考える。
他の選択肢を探してみることで、視点の変換ができます。
必ずしも実行できなくても構いません。
アイデアを出すこと自体が自己肯定感につながるからです。
感染防止に細心の注意を払っても、誰にもほめられるわけではない。
気持ちが暗くなって何もできない、という時もあるでしょう。
そういう嫌な気持ちを否定しなくても大丈夫。
最近の心理学の研究では、「3対1」にするとよい、と言われます。
ネガティブな気持ちがあっても、ポジティブな感情がその3倍あればよい、という考え方です。
日々の単調な暮らしに、そんなにいいことなんかない、と思うかも知れません。
小さなことでよいのです。
「青空がきれいで気持ちがいい」
「新聞で紹介された本を読んでみたい」
「ありあわせの食材でおいしい料理を作った」とか。
充実感、感謝、好奇心、創造性などはすべてポジティブ感情になります。
探し始めると、今まで意識が向かなかったことに目が止まり、新たな発見があるものです。
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〈私〉の行動は、「自粛警察」や警戒の度合いが違う人をいらいらさせた方かも知れません(^ー^)
小さなことで「喜ぶ」のが得意になってきているかも♪
「探し始めると、今まで意識が向かなかったことに目が止まり、新たな発見があるものです」➡意識が「いまここ」にあると〈気づき〉が多くなりますね♪