前のブログにキアヌ⋅リーブスの「ビルとテッドの時空旅行」について書いていますが。
書く前には、キアヌ⋅リーブスは映画「マトリックス」で目覚めに導かれ、ジム⋅キャリーは「トゥルーマン·ショー」や「イエスマン」で導かれたのかも知れない……と書こうと思っていたのに忘れていたら。
昨夜の「男子フィギュアスケート選手権」で一人の選手が選んだ曲が、「トゥルーマン·ショー」でした(^ー^)
何でも15年間この曲を演じてみたいと思っていたそう。(解説者談)
シンクロで思い出したので(^ー^)
話は代わり羽生選手の演技、とても素晴らしく、まるで氷を離れ空間で舞っているようにも感じました。(素直にそう感じました。)
演技前のインタビューで、
「どんなことでもいいから、何かを感じてほしい」と話されていて。
曲のタイトルは「天と地と」。
今朝の朝日新聞にこんな記事を見つけました。
〈天と地と羽生と 5年ぶりV〉
4分に羽生は思いを詰めた。
冒頭の4回転ループを着水すると、続く4回転サルコーとトーループは「長年、一緒にやってくれているジャンプ。」と成功。
すべての4回転で出来栄え点(GOE)3、6点以上を獲得する演技だった。
新プログラム「天と地と」は上杉謙信がモチーフ。
選曲や振り付け、構成はほぼ自分で決めた。
指導者の助言を受けられず、苦しんだ。(注:コロナ禍により)
この1年は「戦うのに疲れた」と感じ、競技をやめようと考えた時も。
10月ごろまでは「やっていることがすべて無駄なのではと思い、どん底に沈んでいた。」と言う。
己を鼓舞して参戦した今大会。
「天と地との間に俺がいるんだぞ」という意味を込めた出だしから、「悟りの境地に行ければ」と表現するラストまで。
戦国武将の生き様を演じきった。
例年、試合を重ねながら調子を上げ、構成を変えていく。
今大会で得た感覚と対話しながら、難度を上げる可能性もある。
演技後、「とにかく4回転半(クワッドアクセル)を試合で降りたい。とても険しい壁に向かって、突き進んでいるが、幻想のままにしたくない。」
前人未到の大技への再挑戦を宣言した。
羽生にとっては、また孤独と向き合う日々が始まる。
ただ、確かめられたことがある。
「試合があるからこそ、苦しみを乗り越えることができる。そういったものが、やっぱり好き」
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このインタビューのなかの言葉にも、「感じる」ことがたくさんあります(^人^)
〈追記〉いま女子を観ていて思い出しました。
坂元選手のプログラムが「マトリックス」だったということを!(^ー^)
世界は繋がっていて、ワンダフル♪
内側のエネルギー、遊んでくれて感謝(^人^)
解説者·荒川静香さん、「時空を超えた空間に連れて行ってくれるような演技でしたね。」と。
1位の紀平選手、4回転サルコーも決め、素晴らしい演技でした。