朝日新聞2020.12.3付け夕刊に、「ユーミン」のニューアルバムに込めた想いへのインタビュー記事が掲載されていましたので、一部抜粋させていただきました。


松任谷由実 生と死をみつめ 歌う
〈アルバム「深海の街」コロナ禍の思い刻む〉

作品いつか「詠み人知らず」になれば

松任谷由実が1日に発売したアルバム「深海の街」は、新型コロナ禍の中での死や別離、希望のメッセージが深く刻み込まれた作品となった。

「100年後に生きる人々が、コロナ禍のシンガー·ソングライターの思いを知る手がかりになってほしい」。

そんな時代を刻んだ記録としての意味合いもある。

〈一部略〉

通低するのは生や死の刹那性を俯瞰して見つめる姿だ。


死があるからこそ生が輝く。 それは私の音楽の通奏低音として、デビュー時代からずっと流れていたテーマだった。 でもそのことに初めて気がついたの。 それが私の歌う動機になっていたんだと

子供の頃、晴れた日に差し込む光が一粒一粒までよく見えた。

研ぎ澄まされた感受性で、瞬間瞬間を絵画のように切り取り、歌にしてきた。

その鋭いアンテナは、半ば無意識に人間の生や死に向かっていた。


最近は少し感動することが減り、「引き出し」が開きにくくなっていたというが「コロナと対峙することを決めたら、引き出しがどんどん開いたと話す。

近年は、日本語という存在についても自覚的になった。

「美しい響きで、リズムがあって、行間が語る。 これたはポップスを表現するときに必要不可欠だと思っている。 ポップスに言葉の壁はあるし、日本語の未来も不安だけど、自分が一番表現できる日本語からは離れるつもりはない」と話す。


作った歌が広く浸透して、「いつか『詠み人知らず』になってほしい

最近、よく考えるという。

来年秋からは、9ヶ月以上をかけて全60公演を回るツアーを開始する。

少ない回数で多くの観客動員数を見込めるドームツアーやアリーナツアーではなく、全国津々浦々、小さなホールを回る重要性を、長年の経験から肌で知っている。

「大変だけど、私は『ユーミン』の奴隷だから(笑)。 そしてをのほうが、じわじわと確実に、歌は浸透していくんですよ。

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昨日の谷川俊太郎さんの『詠み人知らずに魅力を感じてきたシンクロ!✴(^ー^)

他にも感じさせてくれる表現が沢山。

「私は『ユーミン』の奴隷。 そのほうがじわじわと確実に浸透していく。」➡〈は「ユーミン」という真我に従う。 そうするほうが、確実に浸透していく。ということでしょう♪

「日に差し込む光が、一粒一粒までよく見えた。」

私は10年ほど前に初めて見たとき、目の病気にかかったのか?と思いましたよ(^ー^)

でも、ダイヤモンドのようにキラキラ輝いていて、とても感動しましたけれど。

話は代わり、「鬼滅の刃」の新聞広告がすごいことに!

昨日の夕刊の一面には、今日の「鬼滅の刃 23」の発売広告。

下に「ぜんぶが終わり、すべてが始まる。完結編、ついに発売。」という控えめなコピー

背景は真っ黒で、吹き出しが三つ。

「永遠というのは人の想いだ。」「人の想いこそが永遠であり」「不滅なんだよ」と。

「人の想い」➡「意識は永遠ですね。

続いて今日は、4面を割いて、

5面には、「夜は明ける。 想いは不滅。」鬼滅の刃、一億冊突破。

「俺は自分が信じたいと思う人をいつも信じた。」(我妻善逸)

18面には、「夜は明ける。想いは不滅。」は同じく。

「大切なのは”今”なんだよ。」(竈門禰豆子)

19面にも、「夜は明ける。 想いは不滅。」に続いて、

「僕は幸せになる為に生まれてきたんだ。」(時透無一郎)

(漫画を読んでいないので、このキャラクターは知らないのですけど、名前が「時が透けて”無”」って意味深ですね♪)

そして22面は、作者「吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)」さんの謝辞。

「鬼滅の刃」広告が満載です(^ー^)