2020.7.30付け朝日新聞夕刊に掲載された、ミュージカル「メイビー ハッピーエンディング」に主演の浦井健冶さんへのインタビュー記事より。

「大切なものって こういうこと」

〈旧型ロボット 初めて知る恋と苦しみ〉

アパートの一室で、話し相手は植木鉢だけ。
それでも満たされているはずだった日々を、ひとつの出会いが変えていく。
韓国で2016年に初演され大ヒットし、再演を重ねるミュージカルの日本人キャスト版「メイビー ハッピーエンディング」は、主演の浦井健冶にとっても、「いま出会えて良かった、と素直に思える作品」だ。

舞台は、ヘルパーロボットが活躍する近未来。
現代のスマホと同じように、新型がでれば、次々に「型落ち品」になるロボットたち。

浦井演じるヘルパーロボットのオリバーは、持ち主を失った旧型ロボット専用のアパートで暮らす。
修理部品も作られなくなり、いつ壊れるかわからないが、かつての持ち主ジェームズが迎えに来るのを信じて疑わない。
そこで同じ旧型ロボットのクレアと出会う。

2人のやり取りはどこかコミカルだ。
「ほっこりと温かい気持ちで見ているうちに、持ち主である人間の老いや葛藤、罪悪感も描かれる。
心に響く名曲ぞろいで、すべてに伏線があるセリフ。
戯曲に無駄がない。

ロボットには恋愛はプログラムされていない。
恋愛は多くの問題を引き起こすし、恋愛感情は持続せずに終わりに向かうだけ。
そう頭で理解していても、少しずつ距離を縮めていく2人。
初恋や初めての景色を経験するときの動揺や感動、きらめきを素直に受け取れるのは、ロボットという題材だからこそ」。
恋愛を知ったがゆえに、苦しみや悲しみも知った2人は、どんな選択をするのか。

人生の豊かさと闇。 
大切なものってこういうこと、というメッセージがちりばめられている。
コロナ禍で演劇界が抱える問題に直面する身として、自分もこの作品に助けられている」

〈以下略〉

「メイビー、ハッピーエンディング」(8月11~30日、東京⋅日比谷のシアタークリエ)

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「すべてに伏線がある。 戯曲に無駄がない。」➡私たちの人生ストーリーも同じ。
「恋愛は多くの問題を引き起こす。」➡ほんとうに‼(^ー^) 逃げないで、自分の内面の課題に気づくには、恋愛ほど適しているものはない、と何かの本で読んだ記憶が。
「初恋や初めての景色を経験するときの動揺や感動、きらめきを素直に受け取る➡「ひとつ」では経験できない、すべての体験を楽しんでいるのかな?
⬆の文章だけでも、「道しるべになるようなメッセージが散りばめられて」いますね♪

すべてのストーリーの行く先は、「メイビー、ハッピーエンディング」♪

さきほど近所のスーパーへ出かけました。
「月初のお得市」ということで長いレジ待ちの列に、レジの方も忙しそう。
私の番が近づくとあまり見慣れない女性で、新人の方なのか、必死にこなされている様子。
ふと彼女の黒いマスクの右頬に、ラメ入りの蛍光ペンで書かれた、
Jesus  ❤ you
の文字が目に入り、忙しそうだから、どうしようかな?と思いつつ
「自分で書かれたのですか? 素敵ですね!」と声をかけたら
「はい、自分で…」とそれまでの無表情から笑顔に変わり。
隣のレジの若い男性の白いマスクには、
HAPPYの文字と、何かイラストも書かれていて
ちょっと、ほっこり(^ー^)

昨夜は昨日のブログ繋がりで、「歌え 踊れ 楽しく ビビディ バビディ ブー」と、「スイートチャイルド@FUSEBOX」のライヴへ。
楽しく 踊り ビビディ バビディ ブー」でした(’-’*)♪
メイビー、ハッピーエンディング」♪