本日付朝日新聞夕刊に掲載された、谷川俊太郎さんの書き下ろしの詩


「無知」


私の知らないことに
私は支配されている
私が何を知らないのか
それすら私は知らない


見えない壁がある
何世紀にもわたって
人間が築いてきた壁
真実と虚偽を積み重ねて


その壁を越えさえすれば
自由になれる
と 私は考えているが
その先にいったい何があるのか


そこで私は何を知るのか
言語を通さずに知る何か
嘘と本当の区別のない何か
無知の未知の地平?


知らないことで
守ってきたものを
知ることで失う
人のはもろい


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一節一節が深く落ちていくようです

人それぞれの受け止め方があるでしょう……

最近、私のブログでも「未知という言葉が、2度現れていますが…

毎月第4週に掲載されている谷川俊太郎さんのこの欄のタイトルは

「どこからか言葉が」

なんです✴


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