“がんばりすぎてるお母さん達”へ
“この子を幸せにしたい”
ただそれだけだったのに、なぜか苦しくてたまらなかった——
いつもお子さんのことを気にかけて、
「この子はこのままで大丈夫かな」
「もっとこうしてあげた方がいいかな」
そんなふうに、心のどこかで不安を抱えていませんか?
私もかつて、そうでした。
長男が小さい頃、私は思っていました。
「私の関わり方一つで、この子の人生が決まってしまう」と。
保育園に馴染めないのも、学校に馴染めないのも、「私のせいなんじゃないか」って、自分を責め続けていました。
ちゃんとした母親”でいなきゃ。
自分の課題をクリアしなきゃ。
そうやって、いつも何かに追われるように、子育てをしていました。
でもあるとき、気づいたんです。
子どもは、私とは違う人間。
私の鏡じゃなくて、「その子自身の人生」を生きている存在なんだって。
子どもが何を幸せに感じるのか、
どんなふうに生きたいのか。
それは、私が決めることじゃなくて、
「本人に聞く」ことからしか始まらないんですよね。
今、私は心から思っています。
子どもの幸せは、親の理想通りの姿の中にはないかもしれない。でも、「自分の人生を、自分で選んで生きていけること」こそが、子どもにとっての“ほんとうの幸せ”なんだって。
だから、私はあなたに問いかけたい。
お子さんは、何をしているときがいちばん幸せそうですか?
そして、お子さんとあなたの幸せって、同じですか?
親に敷かれたレールを歩かされることほど、
子どもにとって苦しいことはありません。
そのレールの先で、「私の人生って何?」と問い続ける子どももいます。
だからこそ、
まずはあなた自身が、自分の人生のハンドルを取り戻してほしい。
知らず知らずのうちに、
あなたもまた、“親の敷いたレール”の上を歩いているのかもしれません。
どうか、いま一度、あなた自身の人生を見つめてみてください。
そして、あなたが本当に歩みたい人生を、自分の足で歩き出してみてください。
その姿を見せることこそが、
お子さんにとって、いちばんの応援になるから。あなたは、わが子の一番のサポーターになれる。
そして、それは
「自分らしく生きるあなた自身」から始まる
のです。
一緒に自分の人生を生きていきましょう!
心から、あなたのことを応援しています。