漢方用語で腎とは、腎臓だけでなく生命力、泌尿器系、ホルモン系、免疫系などを指します。

 

腎虚になると、気力聴力精力低下や排尿障害を起こし、慢性的な関節や筋肉の痛み痺れを伴うことが特徴です。

 

痛みや痺れを改善しやすくなる養生を心掛けましょう。

 

①痛みや痺れは急性の時は冷やし、慢性の時は温めること。慢性化したり冷えて悪化する時は湯船に浸かって患部を温めること。

 

②炎症期でなければ体を冷やす食べ物は避けて、体を温める根菜、ねぎ、しょうが、味噌等を積極的に取ること。

 

③血管を収縮させるたばこはやめる。アルコールは体に湿をためて、血管の収縮拡張が激しいので良くないです。

 

④太ると脚にかかる負担が増えます。標準体重を維持すること。

 

⑤痛い痺れると体を動かさないと機能がますます退化します。適度に体を動かして機能回復をはかりましょう。また、正しい姿勢を維持することで骨周りの筋肉が鍛えられ、骨をカバーすることも出来ます。