まだホルンを始めて8ヶ月の女の子Aちゃんは

部活の先生から

「音が汚いって言われた」

レッスンでうつむきながら

話してくれました。

 


 

  

 

とても真面目で

しっかり者のAちゃん

一生懸命に練習していました。

 



 

前回のレッスンで

私は音が汚いと思わなかった

ので、詳しい話を聞きました。

 


 



音が汚いと表現された本当の意味は?

 

  

ある曲のフレーズで音が下降した所の音が

「汚いと」言われてようです。






私は先生の言う「汚い」って

どういうことなんだろ?

と考えました。

 




 

Aちゃんに吹いてもらいました。

 

  



高い音に比べると低い音の響きが

少ないように感じました。

 

 


「先生の言いたかったのは

低い音も高い音を吹いているような

響きのある音が出せるんじゃない?」と

提案したかったのかな?と

Aちゃんに話しました。



 

 

 


しかし、先生からは

「音が汚い」以外の具体的な提案は

なかったみたいです(泣)

 



コレはとても残念に思いました。


 




提案なしの指摘だけで

まだホルンを始めて8ヶ月のAちゃんが

どうしたらいいのか

わからなくなるのも当然です。

  




私はAちゃん自身に

自分が演奏する時に無意識にやっている

ことについて気づいてもらえるよう

レッスンしました。

 

 


 

思い通りの音を出す実験

 

 

高い音の時は上手くいっていたので

下降形の音階を吹く時に

今はどんな事を意識してやっていたのか?

聞いてみました。





Aちゃんは

早く音を出そう!

と思っていたそうです。




 

低音を出すのに必要なことが

よくわからないまま

早く出そう!

と思っていたら

音質なんて気にしていられませんね。




 


出したい音に合った

アンブシュアで吹くと音の響きが

変わりました。





 

Aちゃんには

「先生はこういうことが言いたかったの

かもね〜」と話しました。

 




 

指導者の説明不足には

参ってしまいますが

それより漠然と自分の音が汚い

と思いながら吹くことが

Aちゃんの演奏全体に影響することが

心配でした。

 

 


自分の音は汚い 

演奏してみんなに迷惑をかけてしまう…

そんな風にまで考えていたんです。


 


 

 



Aちゃんには

先生の言葉を変換する力と

自分への良い出しを強化していく必要を感じました。

 


 

 

指導者の言葉の力は強く

生徒たちは真面目に受け止めて

しまいます。

私も改めて言葉の重要性を感じました。


 



 

あなたは楽器を吹いている時

自分にどんな言葉をかけていますか?

 

 


自分への良い出しは

上達に必要です♪( ´θ`)

 



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