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吹奏楽部で指導される顧問の先生の中には管楽器を経験したことのない先生もいらっしゃると思います。

また自分でも管楽器奏者なので演奏は上手いのに指導となるとなぜか生徒に上手く伝わらないという先生もいらっしゃいます。


演奏と指導は別の技術なんですね。


なので管楽器を経験したことのない先生でも指導の上手い先生がたくさんいらっしゃる。



もし何か生徒に上手く伝わらないと思っている先生はまず生徒が何を考えて演奏しているか?聞くことからはじめましょう。望みです。
生徒はどんな演奏をしたい、どんな音を出したいと思っているかを知る。



そして生徒がその考えを持って演奏しているところをよーく見てください。観察です。


例えば「大きな音を出したい」と考えているのに肋骨やお腹周りが動いていないのが見えたとします。


その後先生が「お腹を使って」「響かせて」「音を遠くに飛ばして」などの少し曖昧な表現を使ってしまうとわかる生徒、わからない生徒が出てきてしまいます。


みんなが共通にわかるには自分の身体が実際にはどんな動きが起きて欲しいかを言葉にするのがいいと思います。
ぜひ肯定形で試してもらいたいプランを生徒へ伝えます。または生徒と一緒に考えます。
実験です。
(いろんな筋肉の名前を覚えるのではなく、関節がどんな動きが出来るだろう?どっち方向へ動けるのだろう?くらいの知識で十分です)


生徒がやってみて上手くいったら「いいね~その方向でやってみて」などとよかったことを伝えてください。

もし上手くいかなかったら(観察して新たに気づいたことから何をしたら生徒の望みにつながる考えて)違うプランを試してみる。または保留にして生徒も考えてみる時間を取るなど。

考えてする練習とただ回数だけする練習では上達するスピードが変わっていくと思います。


生徒が演奏する時に身体で何をしているか、何をしていないのか?をみていくのにボディマッピングは役立ちます。

ただし身体は部分ではないので全体性で考えていった方が動きの質が上がります。これがアレクサンダーテクニークで言う「頭が動いて身体全体がついていく」ということです。




ボディチャンスでは動きの解剖学の本を使ってボディシンキングコースを勉強しましたので演奏する時の身体のことに興味のある先生にはお役に立てると思います。
(動きの解剖学の本は間違って記載している部分がありますので、もう一冊違う本を買って確かめることをオススメします)


身体のことに興味のある先生仲間で集まっていただきまして先生が自分の身体を動かしながら体験していただく少人数制の勉強会みたいなものが出来たらいいなぁ~と思います。
栃木県外にも出張しますよ。



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