今度はリヤのブレーキマスターです。
当然syタイから外していくのですが、どうもこのエンド部分が錆びて動きが悪い。
今回の作業ではやりませんが、ここはお手入れと言うよりは交換してしまおうと思います。
さて、取り外したブレーキマスター。
どの車種の物だったか記憶が曖昧ですが、パーツリストの形状などからCB400SF(NC31)の物だろうと想像して部品発注もしてしまう事とします。
この辺りの作業は、特にマニュアル等持ち合わせていませんが、なるようにしかならないと思って作業を進めます。
サイドのプラスチックパーツとダストブーツを外してやります。
サイドのパーツはOリングが、ダストブーツの中はこのようにクリップ固定になっていることが分かります。
クリップを外すとこの様にピストンが抜けてきます。
向きは左が下です。
この辺は先のブレンボだって基本同じですね。
シールの形状は当然前後に違います。
中心部分のサイズが違いますから間違えようがありませんが、後方が末広がりですからそこは気を付けましょう。
これは多分NC31だと想像の上で発注したオーバーホールキット。
中身はこれだけ入っています。
もしかしたら、違う車種かもしれませんが、少なくともこのキットに入っているパーツは全て同じものでしたので良かったです。
元を考えればニッシン製のマスターシリンダーで1/2サイズなのですから、多少間違えても似たような物でしょうね・・・その考えは違うのかな?
組む前にボティをケミカルで磨きました。
綺麗になるものですね。
今回はお金をかけて綺麗にすることが目的ではないですが、ケミカルで磨くぐらいで綺麗になるならそれはやっておいた方が良いですよね。
これも新規に購入。
何かというと・・・・
こちらのカップです。
機能的には問題なさそうですが、この黄ばみは流石に我慢なりません。
中のブレーキオイルの量も良く見えないんですよ。
蓋等はそのまま利用可能ですので、移植します。
これはサイドのプラスチックパーツの部分にあったOリング。
当然新品に交換します。
そして、右上にチラリと写っていますが、ラバー部分に塗る為にシリコーングリスは用意しておきました。
バイクはこの1台だけですし、そんなに多く使う事は無いでしょうから、最低限の量で用意しています。
ピストンシールを組んでいく為に、オイルが必要ですが、今回はブレンボのキットに付属していた物を利用させてもらいました。
ニッシン製だからトラブルと言うことは流石にないでしょう。
後は元通り組んで終了です。
見違えるほど綺麗になりましたね。
後はロッドエンドの交換が必要です。
<おまけ>
ついでに他の部分でも使用しているエンドを確認すると、やっぱり錆びてしまって普通に手で触る程度では動きません。
それらも纏めて発注することにします。
それでは、また。