さて、少し前に書きましたがこのデミオを使用していて不満なのは
上級グレードにあるアウターハンドルの開錠用ボタンが無い事。
最近はコンビニでも袋が有料な為何を買っても基本バラバラで貰います。
その時にポケットにキーが入っているとドアを開けられない。
一旦天井の上に置いたりして面倒です。
そこで後付けを考えているわけです。
先回ドア側に配線が来ていることは確認しましたので物理的には取り付けれるでしょう。
多分その他にスマートキー用のコンピューターとそれへの配線でしょうね。
今回ドアには取り付けますが多分動きません。
必要なコンピューターの目星もついています。
問題は配線かな?
配線図を用意して切った貼ったで取り付けるか?
面倒でもそのグレードのハーネスを新規に用意して引き直すか?
どれだけ面倒なのか想像できませんが、作業としては確実でしょう。
将来への課題残しの作業ですが今回はハンドルのみの交換になります。
第一回目として中古で購入したハンドルをばらしていきます。
こちらが今回購入したスイッチ付きのアウターハンドル。
色が違いますね。
今回ばらすのはこのカバーを交換する為です。
上手い事車両と同じ色のハンドルが用意できればいいのですがそんなに都合よく手に入りません。
そこで考えたのが以下のパターン。
①今の車両のハンドルカバーにスイッチの穴を開けて流用
②今風に交換用のメッキカバーを用意して交換。
穴のサイズは11㎜でした。
プラスチックのカバーですから開けること自体はそれほど大変ではありませんが、
丁度良い位置にずれることなく穴あけが出来るのかが一番難しそうです。
また、状況によっては防水の問題もあるかもしれません。
①の案は一旦ばらしてから判断することとします。
ちなみに今回購入したものはこのようにハンドルの先にある短いハーネス付きです。
これが無いと新規に購入する必要がある為ハーネス付きを探しましょう。
ハーネスがあるから高いと言う事はなく、
たまたま解体者の作業工程の中であるかないかの違いの様です。
配線はここのカプラーに嵌るわけですね。
そしてこのグロメットは今写っている黒いカバーを外してそこに嵌ります。
ちなみにパーツナンバーはこの通り。
しかし、意外と汚い。
多分取り外してから適当に放置されていたのでしょうね。
アウターハンドルを作業する時にトルクスドライバー(T25)が必要です。
人によってはT20と書かれている場合がありますが、間違いなくT25です。
ピッタリ度が全く違います。
新たに購入される場合は気を付けましょう。
で、このネジを緩めるとハンドル後方の小さい部分のパーツが外れます。
今回の作業はドアに取り付けられていない状態での作業ですから簡単です。
特にこの運転席側はキーシリンダーがありますから、
実作業時にはこうは簡単にいかないでしょうね。
前側の大きな方にもこの位置にネジがありますが取り外しにここを外す必要はありません。
こちらは、本来ドアにハンドルを固定する為のベース(画像の黒いプラスチックパーツ)を固定するネジ。
今回の作業ではベース部分は交換しませんのでここは触りません。
取り外し方は実車作業時に紹介しますが、
ハンドルはドアを開ける方向に開いて後方に引っ張れば外れます。
そしてくどいですが使用するのはこの部分だけで先のベース部分は現在の車両の物を使うわけです。
カバーを外すには画像の3つのネジを外すだけです。
そしてカバー側にスイッチとそれらしい部品があります。
カバーには両面テープで固定されています。
この両面テープは適当に新品を用意しようかと思いましたが
粘着力はまだ十分あるのでそのまま再利用することにします。
さて、懸案事項である穴の部分です。
確認してみると単純な穴が開いているだけではないようです。
これは防水の目的なのか、ボタン位置固定の為なのか、どちらにしても単純な穴だけでは心配ですね。
①か②かもう少し考えてから判断しましょう。
キーシリンダーは後ろ側のフックをちょっと開いてやれば簡単に外れます。
今回購入の赤ハンドルは外す必要はありませんが作業確認様に実施してみました。
①の場合はそのまま今の物をそのまま使いますが、②の場合はキーシリンダーの移植が必要です。
今回はここまで。
次回①か②を決めてから作業を進めましょう。
それでは、また。