海に行く時に知っておくこと!!(離岸流) | ホームレス双子パパの貧乏脱出日記

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先日、宮崎で海遊び中の小学生と中学生が波にさらわれ、残念ながら小学6年の女の子が亡くなるという痛ましい事故が有りました。

この事故の原因は予測ですが”離岸流”と思われます。

これから海のシーズンが始まりますが、ぜひ離岸流の特性を覚えておくと事故を未然に防いだり、事故に有っても対処することが出来き最悪の危機を乗り越えることができます。

ぜひ、このことはご家族皆でシェアーしておくと良いと思います。

実は私は大切な友人を同時に5人、この離岸流でなくした経験があります。

場所は鳥取の鳥取砂丘前の海で、ここは陸から20m前後は遠浅で、そこからは急に深くなる特徴がある海です。

友人たちはハンググライダーの友達で、当日は鳥取砂丘にハンググライダーの練習に行っていました。

そこである講習生がランディングを誤り、海に突っ込んでしまったんですね。(とくに珍しいアクシデントではありません)

何年も通っている鳥取砂丘ですから、いつもどおり皆で引き上げに行きました。

水深は50cm~1m前後です。

通常であれば、普通に引き上げが出来るのですが当日は、なんと離岸流が発生していたのです。

落ちた講習生を助けようと入った友人たちは強力な引き波に脚を取られ、そのまま沖に流されていったようです。

当日は私は鳥取砂丘にはおりませんでしたので現場を見たわけではありませんが、状況を聞いた時にすぐに”離岸流(リップカレント)”とわかりました。

理由は私は以前、スキューバーダイビングのアシスタントインストラクタをやっていた時に、このことを何度か経験していたからです。

離岸流に捕まった場合は、岸に無理やり戻ることは諦め、そのまま沖に流されたほうが賢明なのです。

理由は引き波にチカラは強力で無理矢理に逆らうと体力を大きく消耗してしてしまい泳ぐことができなくなるからです。

図にもあるように、離岸流は必ずどこかで終わります。

ですから、それが終わるまで岸に平行に移動しながら、なるべく体力を温存します。

ポイントは
1.離岸流に巻き込まれても慌てない。(流れに逆らって泳がない)
2.岸と平行に泳ぐ。
3.沖向きの流れから抜け出せたら、岸に向かって泳ぐ。

です。

とにかく大切なことは”慌てずに体力を温存する”ということです。

泳ぎがあまり得意じゃない人などは、沖に流されることが恐怖でパニックになり、とにかくガムシャラに岸に戻ろうとします。

結果的に体力を使いすぎて泳ぐことができなくなり溺れてしまうのです。

ぜひ、この知識はどこかで覚えていると必ず役に立ちますのでご家族や大切な人とシェアーしておいてくださいね。



詳しいことは九管区海洋情報部が公開している”離岸流”がとても参考になりますのでぜひご覧ください。