病院で門前払いされる社会保険労務士 | 運・鈍・根を大切にして行きたい人の仕事と年金

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住宅営業や設備管理員などしていましたが、今は社労士へ

1月4日(金)。

年末年始のお休みも終わって、仕事始めの日でしたね。
 

私も社会保険労務士として、依頼人の代理となって病院に診断書の作成の依頼に朝から行ってきました。朝から気持ちよく晴れていました。

 

 

依頼人が日常生活で、どの程度困っているか?
健常だった頃と比べて、病気でどれだけ日常生活能力や身体的能力
が落ちているかを聞き取り書面にまとめて依頼書と一緒に提出致します。

 

ところが…
病院から「あなたからの依頼では診断書作成の受付はできない」と言われてしまいました。
ショックでした。笑い泣き
委任状を添付しての依頼でしたのに、「本人から申し出て下さい」との事でした。
今回は大規模な私立の病院でした。

 

今まで、どの病院でも委任状を付けた場合にはご本人の代わり診断書作成の受付をしてもらいました。
医師本人からたまに「こうゆうことは最終的に社労士さんで書類を作るのは理解できますが、先ず患者さんの口から依頼の一言が欲しいし、今後も患者さんとの関係の中で診断書を作成したい。」と言われる個人病院の先生がいたことがありました。
 

しかし、今回は病院受付時点で門前払いでした。残念…でも無用のトラブルは避けないといけませんので指示に従います。
ご本人に連絡し、再度次回診察日にご本人の方から診断書作成の依頼書類を出すことになりました。

 

でも、そもそも委任とは民法で典型的な契約形態の一つとされる法律行為です。
詳しい法律論は別として委任も委任状も昔からあるものですから、社会的には必要なものです。
 

委任がなければ、すべてご自身で日常生活から仕事までの人生の一切をこなさないといけません。
自分の身は一つなので、この委任がなければおのずと人生における己の活動に限界が生じます。
この限界を超えていく方法として委任が必要となり、委任行為によって、人はその活動範囲を大きくする事ができます。
もう一度言います。
人は「委任」することで自分の活動限界を突破して行くことができます。メラメラ

 

よく社会保険労務士に障害年金の申請を委任する事に関して、
「そんなのは自分でできるはずなのに、わざわざ報酬を支払って委任するのはおかしい。」
と言う人が、たまにあります。
しかし、それは他人の勝手な意見であり、委任する人は、その人なりの考えで、自身の活動限界を超えるために、人に委任していると思います。まして病気がある方ならと想いました。
 

以上、今日の出来事と想いでした

バイバイ滝汗