性的虐待というのを、幼少期の私の受けたようなことをさすのなら、
私は小学1年生の時にも同じような想いをした。
学校帰りに友達の家に寄ってみんなで話してたら、営業マン風のおじさんがやってきて、
私たちにあれこれ話しかけてきた。
そのうち、
「これやるととても体にいいから」
とスカートの中に手を入れ、私の下半身を触り始めた。
その時、外にいたのはたまたま私1人で、友達はみんな家の中にいたんだけど、
これが良くないことなんだって、子供心に分かって
誰にも知られたくない。
という想いと、
誰か外に出てきて助けて。
という想いが交錯した。
その時も、気持ち悪さや恐怖心
その想いを口に出すことのできない、耐え難い苦痛。
そんな記憶が、津波のように私に押し寄せてきた。
そして、1番思い出したくなかった記憶も、もれなく私の元へやってきた。
それはまた幼少期。
相手は兄だった。