2023年4月1日、ずっと不調を抱えていた患部が一晩にして腫れ上がるという、

そしてその患部を見て「なんともない」「再発ではない」と検査もなしに

言い切った主治医。

 

国内でも有数の有名な大病院、同じ耳鼻咽喉科の医者ならその人の名前はみんな知っているような権威の医者。

その人が「再発じゃない」というならそれを信じるしかないし、

それ以上のオピニオンをくれる耳鼻科医は、年功序列や学歴なんかを大いに気にするこの国には存在しない。

 

この権威ドクターを紹介してくれた耳鼻科医にも患部がおかしいと診察してもらったけれど

結局最後は「あの先生が言うんだから大丈夫なんじゃない・・・?」の弱腰診察。

 

もちろん。

わたしたちも再発なんて望んでない。もちろん、そんな事あってはいけない。

でもここまで何回も再発を繰り返してきた過去を思い出して、変なふうに腫れ上がっている患部を見て見ぬふりなんて

できるわけがない。

 

きちんと検査をしてくれた上での「再発ではない」発言ならまだ納得できたのだけど、その名の通り「診察」のみ。

「診た」だけで安心できますか?もう嫌と言うほどこのガンに振り回されてきた私たちが、そんなので安心できるわけがない。

 

その上、4月1日に口腔内の患部が腫れ上がったのを境に、顔の右側は耐えられないくらいの神経痛を発症していました。

ズキズキとかジンジンとかそんな言葉では言い表せないほどの、あれほど我慢強い彼をも鬱寸前にまで追い込みそうになるくらいの

壮絶な神経痛の痛み。

 

この顔の痛み、痛がり方や場所からして三叉神経痛に似ているなぁとネットで検索していて思ったのですが、

この三叉神経痛というのは世界三大疼痛に数えられるほどの痛みだそう。

 

患部が腫れたのと、この疼痛が始まったのが一緒だったのと、で「おかしい」疑念がさらに強まったし、

それ以上にこの神経痛が騒がずにはいられないほどの痛みだったのもあって

 

2日に一度ほど主治医を訪ねては症状を訴えたのですが、全く埒があかず。

 

ネットオタクの私の中では、再発による腫瘍がなんらかの形で神経を圧迫するか神経に触った結果の神経痛だという

考えがあったのですが、主治医は頑固としてそういった方向に話を持っていかない。

 

ただの神経痛で済ませたいらしく、

行くたびにどんどん強い薬を処方するようになり、最後の方は癌患者の痛み止めに処方するほどの薬を出していた覚えがあります

(本当に混乱の日々でもしかしたらこの麻薬がでたのは2023年手術が決まった前後だったかも・・・・

思い出したら修正しますが・・・・でも確かこの辺りですでに出ていた)

 

4月1日に痛みと腫れが発症してから2週間前後、やっぱりどうしても痛みが取れず患部も腫れたママ・・・

自費でもいいからいくらでも払うからおねがいしますと食い下がったわたしたちに

冷たい目をしながらようやくPETの許可を出してくれた主治医。

 

その10日後PETの結果を見るため主治医の元をおとづれたのは

4月25日、痛みと腫れが出てからすでに24日も経ったころでした。

(急いで患部の様子をみるべきステージ4の患者に対して、なぜPETの結果に10日もかかるのかもナゾ)