これまでに、2回に亙り、花粉症や食物アレルギーは完治出来ることを紹介しました。

 

(私の経験に基づくアレルギーの解決)

 

その原因は、腸内細菌状態の悪化にあると推定して、

オリゴ糖を多く含む食物繊維を十分に摂取した結果、4年後にはアレルギ-は全く起こらなくなりました。

オリゴ糖を多く含む北海道てんさいオリゴ(金のオリゴ)を2022年頃から使用していますが、

かなり有効と感じています。

 

血液検査によるIg-E抗体のクラスは以下の通りです。

    

      2019年5月 2021年2月 2022年3月 2023年3月

スギ花粉    2       2       2       0

大豆      2       2       1       0

ミルク     2       3       2       0

卵白      3       3       2       0

 

   クラス          インデックス値

   0(陰性)        0.27未満

   1(擬陽性)       0.27~0.50

   2以上(陽性)      0.50以上

 

2023年3月以降、スギ花粉症も食品アレルギーも全く起こらなくなりました。

 

 

(本日、2024年3月26日、インターネットの記事)

 

①花粉症は腸内フロ-ラの攪乱によって引き起こされる

②フラクトオリゴ糖を多く含む食物繊維の摂取で花粉症は起こらなくなる。

 

腸内細菌学者、小柳津広志、東大名誉教授の見解です。

 

(抗生物質の多用が花粉症の原因)

 

1950年代以前は、花粉症はほぼゼロであった。

その後、抗生物質が多用されるようになり、多くの人で腸内フロ-ラを攪乱している。

抗生物質が腸内フロ-ラ攪乱の原因である。

 

(オリゴ糖を含む食物繊維が免疫寛容でアレルギーを防ぐ)

 

免疫寛容でアレルギーが起こらなくなる。

Tレグ細胞が免疫寛容を行う。

 

Tレグ細胞は大腸内で増加し、酪酸菌が作る酪酸がTレグ細胞を増やす。

 

フラクトオリゴ糖などを多く含む食物繊維をたくさん食べることで、

Tレグ細胞を増やすことが出来る。

 

この知見は、私が実行した内容とほとんど同じです。

Tレグ細胞の量は如何にして測定するのか知らないけれども、

Ig-E抗体の値に反比例していると推定される。

 

(アルツハイマー病の予防、百寿者)

 

更に、小柳津広志先生は

花粉症の予防はアルツハイマー病の予防の繋がると述べておられます。

また、便の研究で有名な辨野先生は、百寿者は大腸の酪酸菌が多く全身の炎症が

抑えられており、アレルギーは発症しないとのことです。

 

抗生物質を飲みすぎると花粉症やいろんなアレルギーを起こす原因となる。

注意しましょう。