昨日、2024.2.24(土)の日本経済新聞、プラス1の11ページ
及び本紙30ページ社会面に、それぞれ、卵アレルギーと花粉症の記事が
載っている。
16歳以下の4割が花粉症で、その原因は外遊びの減・親の体質の影響と
している。
卵アレルギーは免疫バランスの乱れが原因とされている。
(アレルギーは完治できる)
本ブログ、(2023.11.22)「食物アレルギーは完治出来る」で
既に紹介済みであるが、私の経験を再度紹介します。
私は70歳の頃から、卵、大豆、ミルクなどを食べると、クインケ浮腫と言って
舌、唇、ほうなどが肥大するアレルギー症状に悩まされていた。
またスギ花粉に対しても強いアレルギ-が出ていた。
現在に医学は、抗ヒスタミン剤などにより、その症状は抑えることが出来る
ものもあるが、完治するという根本的治療はかなり困難である。
私は、4年を要したが完治することが出来ました。
アレルギ-は血液検査で、非特異的Ig-E抗体を測定して、ほぼ正確に
測定できます。
測定結果 クラス(インデックス値 IU/mL)
(19.5.20)(21.2.10)(22.3.16)(23.3.8)
スギ 2(1.61) 2(0.75) 2(0.55) 0(0.27未満)
大豆 2(0.92) 2(0.71) 1(0.27) 0(0.27未満)
ミルク 2(1.34) 3(3.88) 2 (0.82) 0(0.27未満)
卵白 3(3.52) 3(1.87) 2(0.51) 0(0.27未満)
クラス、3,2ではアレルギ-症状は発生します。クラス1は発生したりしなかったり
クラス0となると全く発生しません。
四年かかりましたが、大豆、ミルク、卵を食べても、クインケ浮腫は全く起こらなくなりました。
スギ花粉についても、昨年からアレルギ-症状は出なくなり、今年も起こっていません。
では如何にして体質改善を行ったかを紹介します。
インタ-ネットで調べた結果、
「腸内細菌の状況がアレルギーに強く関係している」と推定しました。
腸内細菌の餌となる食物繊維、オリゴ糖を多く含む根菜類、ゴボウ、ニンジン、玉ねぎや
オリゴ糖を多く含むアスパラなどを多く食べるようにしました。
また、発酵食品、ぬか漬け、たくあん、キムチなども多く食しました。
更に、2022年頃から、
オリゴ糖を多く含む「北海道 てんさいオリゴ、金のオリゴ」も
使い始めました。
その結果、上述の表に示す通り、全てクラス2~3からクラス0に低下しました。
(食生活の乱れが原因)
今、多くの子供や大人のアレルギーの原因は、日経新聞の分析結果とは異なり
「食生活の乱れ」にあると考えます。
巷には、手軽で便利なインスタント食品や冷凍食品が溢れています。
裏面の成分表を見ると、膨大な数の添加物が記載されています。
キムチにしても、特に日本製は添加物の塊であり、本来のキムチとは
味も著しく異なるものです。「極旨・・・」なる宣伝に惑わされてはいけません。
韓国製には本来の成分や味が保たれている製品もあるので、私はそれを利用しています。
食品添加物がすべて悪いとか、アレルギーの原因と言っているわけではありません。
しかし、多くの人々がアレルギーに苦しんでいる現実は、我々の食生活の変化が
大きく関係していることに間違いはありません。
食生活を見直しましょう。