飯田史彦氏は福島大学経済学部経営学科教授を歴任。
「生きがいの創造」と言う本で、多くの人は人生一回限りという基本的考え方で
行動しているが、もし、人は生まれ変わる輪廻転生を信じるならば、どのように
行動は変化すかを考察した本です。
本ブログ第5回目(2023年8月28日)、マイケル・ニュ-トン博士の
退行催眠から見える「生」と「生」の間で述べたと同様の、
退行催眠の数多くの事例を基にして過去世の記憶、あの世への帰還、人生の回顧と反省、
人生の自己計画、この世への再訪などを詳述しています。
「死後の生命」というテーマについては、論理的にみて、「認めるだけの決定的な証拠はないが
否定する方法もない」というのが現状です。
しかし、「死後の生命は存在しないこと」は永遠に実証できず、飯田史彦氏は
「死後生仮説」の優位性を説いています。
「死後の生命」や「輪廻転生」を知ることは、より良い今生を生き、より良い来世を迎える
ための「生きがいの源泉」となると説いています。
以上のようにこの本の内容は、マイケル・ニュ-トン博士や坂本政道氏の描いた「あの世」
「輪廻転生」の状況とほぼ同じですが、大学の教授が書いたものであるため、繰り返しになりますが
再度紹介しました。
参考資料:
飯田史彦 生きがいの創造 1996年7月4日 PHP研究所