坂本政道氏は1954年生まれ、東京大学物理学部卒業、ソニ-で半導体素子の開発に従事。

米国の会社勤務を経て、2000年頃から死後の世界の研究に専念。

 

坂本氏は米国モンロ-研究所が開発したヘミシンク法のプログラムを種々体験して、

死後の世界と輪廻転生の様子を知った。ヘミシンク法とは、左右の耳から数ヘルツ離れた周波数の音波

を聞かせると変性意識状態に入り、体外離脱を体験、死後の世界も自由の探索できる方法である。

 

日本でも(株)アクアヴィジョン・アカデミ-で実施されているが、私自身は体験したことはない。

 

皆さんは今回のブログを読んであの世の姿と輪廻転生の状況は、前回のブログーーマイケル・ニュ-トン博士の

退行催眠から見える「生」と「生」との間--に極めたよく似ていることに気づかれるであろう。

 

手法は違うが、同じところを見ているのであるから当然のことであるが、あの世の存在が確かである

ことの証明でもある。

 

第一節 あの世の探索

 

あの世は、境界領域,低層界、中層界、高層界から成り立っている。

 

(低層界)

囚われの世界である。この世に強い執着のある人がいつまでも自分の部屋に留まったり、

事故などで亡くなった人がその場に留まったりする例がある。

(中層界)

信念体系領域である。特定の共通信念や価値観を持った人が集まった集団。

例えば、キリスト教の一つの宗派を信じる人々の思いが作った世界、疑似天国で祈り続ける

人々の集団、悟りを得ようとして座禅を続ける集団、戦い続ける武士の集団、生け花を習う

集団などが見られる。

(高層界)

光の喜び、優しい癒しに満ちた解放感あふれる自由な世界である。

ここにきて初めて次の生に移行する準備ができます。

 

次の生では

① 再び人間を生きる

② ここ高層界でヘルパ-として働く

③ 地球外の生命系に行き,そこでの生を経験する。生命は多くの天体に生きており、知的生命体も

  多数存在する

 

①②③いずれも選ぶことができ、①の人間界に戻るのは一つの選択にずぎません。

しかし、多くの人はこれを選ぶようです。

 

高層界にはいろんな施設があります。

<レセプション・センタ->

死者を温かく迎え入れ、死のショックから早く立ち直らせます。

親、祖母、友人、僧などに変装しているとのことです。

<教育トレ-ニング・センタ->

全ての人間の過去世デ-タが蓄積されている場所。過去を振り返り反省する場所。

<計画センタ->

次の人生について、カウンセラーと協議して概要を計画する場所。

<次の生を受けるまで待つ場所>

生まれる前に、過去の一切の記憶を消去する場所を通過する。過去を記憶する人がいるのは

この時の誤作動によるものらしい。

通過後、各自の生まれる時、場所へ向け飛び去ってゆく。

 

(あの世にはどのくらいの期間いるのか?)

 

中層界の場合、本人の思い込みや信念によって変わるが、数年~数十年。

高層界でも、数年~数十年とのことです。

 

先に述べた、マイケル・ニュ-トンの場合よりさらに短くなっています。

 

参考資料:

坂本政道 死後体験      2003年4月16日  ハ-ト出版

     死後体験Ⅱ     2004年2月19日  同上

     死後体験Ⅲ     2005年1月14日  同上

     明るい死後の世界  2014年11月29日 同上

 

次回は、坂本政道氏が見た日本古代史について説明します。