楓や紅葉の種って
一つの種に二枚の羽(フィン)が延びて
まるでハートのような形をしています。
雨や風の勢いで、
フィンが片羽取れてしまうこともあるのですが
熟した種を高いところから一つはらりと落とすと
フィンがプロペラのようにくるくる回って落ちていきます。
健気で愛おしい姿です。
息子が小さい頃、
たくさん集めて保育園に持って行ったことを思い出します。
その日の午後はプロペラで遊んだよ~、と
保育士さんに喜んで頂いたものでした。
花が咲くのは四月の終わりごろですから、
この季節にはもうハートの実が枝を飾っています。
まだ若葉と同じ色味なので目立ちませんが
葉よりもずっと早くに赤くなり
カサカサに乾いて風を待つのだとか。
ほんのり頬染めて。
