先週、突然リヴィングのエアコンが
ウンともスンとも言わなくなり。
ご近所の電気屋さんにも
「古いから多分修理できないよ」
とギブアップされてしまい、朝からエアコン工事。
……が終わったところで
普段一時間強で到着するはずのスタジオへ
二時間前に杖もって 出発しました。
ちょうどいい時間に着いたと言うことは
やっぱり杖で歩くのは
時間がかかるんですね(←イマサラ)。
結構ギリギリだった訳ですが。
今日は荒井千裕先生の東京レッスンでした。
実は春先からずっと
お悩み相談で甘えっぱなしでした。
悩みごとと言うより私の優柔不断というべきか。
結局それで自信喪失状態になり、
色々とご心配をおかけしてしまった上で、
「見せにいらっしゃい」の温かなお言葉にも
甘えてしまったわけですね。
レッスンして頂いたのは、ハイドンのソナタです。
仮決めして十日ぐらい慣らして
ようやく「これで行こう!」と決めたはずなのですが。
展開部がどうにも馴染まないままで
いま三つぐらいイケてませんでした。
でも思い切り譜読み間違い!は無かった♪(←そこか?)。
ところでこの曲に決めた時は
既に足を傷めていたので、
楽譜は通販に頼ったのですね(お持ち帰りができないの)。
届いたのは妙にすっきり読みやすい楽譜でした。
何てオメメに優しいんだろうと喜んでいたら、
「原典版だもの!標準版ならもっと色々書いてあるわよ~」
……あ、原典版だったのか。
確かに、強弱も書いてないなぁって
不思議だったんだ(←にぶい)。
「色々考えようがある。勉強になるってことよ。良かったじゃな〜い」
えと。
つまり、自分でハードル上げたのね(←自爆)。
オーケストレーションから考えるといいかも。
という特大ヒントと
今ここで答えが出なくてもいいから考えてみてね……と、いくつか宿題を頂きました。
こういう時、本当は理詰めで考えられたら
いいのでしょうが、
あいにくと、そこまでの力量はありません。
どう弾きたい?と訊かれても
とっさに音を捉え切れなくて
いつもまごまごしてしまうのだもの、
弾いてみながら聴いてみて、
自分なりの解を決めていくしかないのですね。
でもこのハードルは楽しいなぁと思いました。
音を取るだけで必死の間はともかく(それが長いんだけど)、
弾いて聴いて繰り返す中で少しずつ
自分がどう弾きたいのかが見えてくる楽しさ、
自分の中の音楽が引き出されてくるよろこびは
なかなか他では味わえない感覚だと思うのです。
ありがとうございます❤️。