2015年度の地区別成績 | 目の前のヒラより遠くの記念

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いつまでもあると思うな年金と競輪場

競輪は団体戦であり、この点が他の公営競技とは決定的に違うところ。徒党(ラインと称される)を組んで自分たちのラインが勝つことを目的に走る。ホントにそう思っているかどうかは別として、コメントではラインで上位独占できると嬉しそうだったり、自分だけ届いてラインで決められないと申し訳なさそうにする。まあ、多くのケースは本心でそう思ってるんだろう。ホントにそう思ってるのかあ?と客が邪推するのもまた楽しい。


で、徒党(ライン)は地区別で組まれるのがほとんどだが、ふとその地区別でどんな結果になっているのか気になって集計してみた。


データ対象:2015年度 G3以上のレース


中国と四国はまとめて中四国として、7地区に分類。縦軸は、選手・レース数。




上段は1着割合。1着の絶対数は関東がトップだが、その分関東に属する選手が多いので割合でも出している。割合は中部・近畿が多く次いで北日本。南関は選手が多い割に1着を取れていない。中四国、九州は苦戦。先頭を走る強い自力型が少ないというかほとんどいないので、つらいところだ。


下段は優出割合。SS班3人を擁していた近畿が割合でトップ。次にSS班0人だった北日本勢が意外と健闘。劣勢の中四国、九州勢だが、SS1名の中四国が優出割合としては九州より多めだ。特選スタートは有利だからねえ。優勝者は特選スタート以外からほぼ出ないといっていい。


まあ、車券的には全く役に立たないが面白データだ。