社杯を最後に、いよいよ5月から平塚メモリアルin平塚、松阪メモリアルin松阪と続々とG4開催が始まる。5月末には川崎メモリアルin川崎の後に花月園メモリアルin川崎が続けて行われるというカオス。
また、6月には宇都宮でなんちゃって特別競輪まで控えている。年末のグランプリにいたっては年初の和歌山グランプリをはるかに下回るグランプリであろう。
今回の社杯は事実上最後のグレードレース。いろんな意味でラストな開催なので、一足先に自粛期間に入っている身ながら、恥を忍んで最終日は現地へ出掛けた。
着いたときは1R発走直前。記念のときに一度来ているが、さすがG2だけあって記念とは客入りが全然違う。昼から雨が降ってきて生憎の天気だったが場内はかなり活気があった。伊東のホームスタンドはオンボロだけど、2階席の高いところから見渡せて、タダで見やすいところが確保できる数少ない場だ。
スタンド前方は雨がかかるため人がいないが、結構にぎわっている。
優勝は新田祐大。今回は深谷不発や稲垣後位でゴチャついたのも幸いし一気に2角から捲って頭。番手の成田も差せなかったのか差さなかったのか。今まで特別の決勝に進出しながらタイトルに手が届きそうで届かなかったこと数多し。今まで取れなかった反動か、クールなイメージがあった新田祐大の涙のインタビューとなった。
この後某会長に一言申し上げて帰ってきたが、祐大の涙や怒号の意味がどれだけわかっているのかわからんが、小雨の降る肌寒い中、露出の高い衣装で愛想を振りまいていた中村アンの姿と、なぜかダッシュで帰っていく清水宏保の姿が印象的だった。