自分はけっしてお酒が弱い方ではないが、
ノンアルコールビールもたまに飲む。


同じような感覚を経験したことのある人
がいると思うが、その時
ノンアルコールビールなのに少し酔った感じがする。


最近のノンアルコール商品は以前のものと異なり、
アルコール分は完全に0%で、
まったく入っていないのにも関わらず、
である。


その理由は「酔っているという自覚は
アルコールの血中濃度と相関関係が無い」
ということによるらしい。


実際に測定してみると、
脳の活動はアルコール血中濃度には
影響されていないのだという。


その理由は、「酔っている」という感覚は、
アルコールが入る入らないではなく、
脳部位の一つ線条体の活動によるためだ。


もちろんアルコールの血中濃度が高くなれば
フラフラになり、「ああ酔っている」と自覚するが、
それは肉体的に酔っているための現象で
脳と直接の因果関係はないというのだ。


脳の線条体の辺りは報酬系を司り、
快楽を生み出し恐怖感を押さえる部位である。


おそらく人は、
お酒を飲んでいるという行為そのものによって
線条体が刺激され、
アルコールに関係なく
「飲んでいるような気分」になるのだろう。


そう考えてみるとノンアルコールビールで
酔った気分になることに合点がいくし、


全く下戸の人が飲み会で盛り上がれる
こともわかる気がする。


自分などは
「酔った気分になる」のは好きだが、
「肉体がアルコールの影響を受ける=
酔っぱらう状態になる」のは好まない。


となれば「あえて酒を飲まなくても、
線条体が活発になることをすればいい」
だけなのかもしれない。