先日最近はやりの外国発ネタを見せる
番組を見ていたら、
「運命の赤い糸は確かにあった」
という話をやっていた。


ある結婚間近のカップル、
女性が男性の幼少時の写真を見たところ
なんと自分自身がそこに写っていた
という話だ。


未来の夫がこどもの時、
家族と海水浴に行き、
そこで集合写真を撮った。


そこにたまたま当時5歳だった彼女も
海水浴に来ていて、夫となる少年の
集合写真に写り込んでいた。


当然、二人は成人して出会うまで
何の面識も無く、偶然に知り合ったわけだが、
その20年近く前に既に会っていたことになる。


お互い、確かイギリスだったと思うが
離れた場所に住んでいて、


そんなことが起きる確率はとてつもなく
小さいのに、


これはきっと「運命の赤い糸」
が二人を結びつけていたからだ
というストーリーだった。


実は自分の場合、これ以上に
「運命の赤い糸」を感じさせる経験を
持っている。


自分と妻は、たまたま参加した
スキューバダイビングのデイ・ツアーで
知りあった。


当時スキューバ初心者だった妻を
ベテランダイバーの自分が水中で
エスコートしたことがきっかけで交際し、
結婚したのだ。


結婚式も間近に迫ったある日、
彼女の叔母宅に挨拶で行った時、
驚くべきことを聞いた。


彼女の叔母夫婦の話を聞いていたら、
なんと彼らは20年くらい前に
自分の叔母の家に下宿していたという
のである。


自分の叔母の家というのは
実家の目と鼻の先で、
今でも本籍地はそこになっている。


そこに妻の叔母夫婦が住んでいたとは
なんという偶然なのか。


しかも妻の叔母の母、つまり妻の祖母は、
娘夫婦が世話になるということで、


自分の叔母の家に挨拶に行き、
当時はまだ健在だった自分の祖母と
叔母にも面会していたという。


ややこしい話だが、
自分と妻の出会う20年も前に、
お互いの祖母どうしは既に会っていた
のである。


一千万人以上が暮らす東京で、
全然別の場所で成人しながら、


たまたま出会った男女が、
実はそんな偶然があったなんて、


やっぱり「運命の赤い糸」は存在する
のかもしれないと思ってしまう。


何でも理詰めでしかものを考えない人は
「そんなのたんなる偶然だよ」と
片付けてしまうのだろうが、


人知の及ばないところで
人の世はうまく仕組まれている
のかもしれない。