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明日は書類提出のため午前中に保険会社へ。

午後は秘孔を突かれに…

もとい、リハビリと診察のため整形外科へ馳せ参じますニコニコ


たがしかし、外はめちゃくちゃ寒いのですびっくり

先ほど外を見ると雪が降っております。


ここは、夏熱く冬寒い寒冷地。

天気予報では「明日は真冬日」なんて言ってます。

(12月そうそう真冬日も珍しい)

明日はシーズン初のダウンの登場ですショボーン


ちなみに私、白いダウンは絶対に着ません。

何故なら、私が着るとミシュランタイヤのマスコットになるからです爆笑





さて、今日のお題は「日本語は難しい」です。



日々、出勤のために家を出るとビジネスモードになるため無意識のうちに言葉使いが変わります。

プライベートで私を知る人々からは「別人28号」と言われますニヤリ



先日、こんなことがありました。


会社でエレベーターを待っていた時のこと。

私の前に30代の女性社員が2名、私の横には上司が1名、背後に入社1年目の社員数名がおりました。


前にいる2名は仲良しさんです。

その2名の会話が聞こえてきました。


「うちのお姉ちゃん、やっと子供できたのよ」

「え、姉さん孕んだの?…あ、ごめん、妊娠したの?」


そこへエレベーターが到着。


私、どうにもこうにも可笑しくてエレベーターには乗れず、携帯が鳴ったフリをして列から外れました。


スマホ片手に苦笑いしながら「お疲れ様です」と、若い社員達を見送りました。


ふと横を見ると、上司も苦笑いしながら残っています。

どうやら私と同じ思いだったようです。


次のエレベーターを待ちながら、上司がボソッと言いました。

「ああいうところで品性が問われるんだよなぁ」と。


私は何度も深く頷きながら「申し訳ありません」と、何故か無意識に謝罪していました。


「え?ぴろりんさんが彼女達を指導したわけじゃないのに何故謝るの?そもそもね、育ちの問題なんだよ」と、上司。



孕むと妊娠は同義語ですが、現代において「孕む」は、おめでたいシチュエーションに用いることは殆どありません。

どちらかと言うとネガティブな意味合いが強いです。

たった一言ですが、言葉の選択を誤ると人の心象は180度変わります。


日本語って難しいですねニコニコ




次に、私が違和感をおぼえる言いまわしです。



品行が良くない人を指す「輩」という言葉。

そもそも「輩」という言葉自体、品行が良くない人が使う言葉です。


ところが今は、ごく普通の方が「輩」なんて言葉を遣います。

「輩」と言った時点で、貴方も輩の仲間入り。

そう胸の内で感じている私ですショボーン



そして、違和感繋がりでもう1つ。


よく耳に・目にする「男」「女」という表現。


例えば「あそこにいる男(女)」

「不倫男(不倫女)」「独身男(独身女)」「バカ男(バカ女)」等々。


男の人(女の人)や男性(女性)と言えないのでしょうか?

それこそ品性下劣の極みだと感じてしまいます。


私は時々自分のことを「アラフィフ女」とか「アラフィフBBA」などと言いますが、自分に使うのと他人に使うのはわけが違うと思うのです。



私は品行方正なわけでもなく、育ちが良いわけでもありません。

逆に、日本社会のピラミッドにおける最下層の出だと認識しています。


でも、思うのです。

どんなに良いとこの出でも、どんなに正義を叫んでも、人様にどんな言葉を使うかでその人の本質が問われます。

選択を誤ると全てが台無しになります。

「人の振り見て我が振り直せ」と思う日々です。




以前も書きましたが、私はステップマザー(故人)に育てられました。

実母とは3歳で離れていますので、私の内面の多くを育んだのはステップマザーです。


ステップマザーは今で言う「毒親」でした。

(どんな面が毒だったか、今は割愛します)

でもこんな時、あの人に育ててもらって良かったと心から思います照れ


ステップマザーは言葉使いにとても厳しい人でした。

ある程度の基礎ができあがるまでは本当に些細なことで叱られたものです。


私が「あの女」等と言おうものなら…

「女の人でしょう。みっともない。そういう言い方をする人は阿婆擦れとかはすっぱって言われるの。駄目です、直しなさいムキー」と叱られました。


「人はね、考え方や生き方、培ってきたものが表情や目つきや言葉に現れるの」とも、よく言っていました。


今更ながら、ステップマザーに感謝ですキラキラ


ちなみに、基礎ができた以降は多少乱れた言葉を使ってもなにも言われませんでした。

「昔みたいに煩く言わないんだね?」と訊くと

「そりゃそうよ。基礎がちゃんとできれば、外で使う言葉と家で使う言葉の区別くらいできるでしょう?」と言って笑っていました。

二人でよく言葉遊びもしましたw




言葉は「生き物」です。

時代とともに変わっていきます。

昔はタブーとされた「とんでもございません」という言い方が今はOKなように。


そして、言葉は「生もの」です。

発した瞬間に人に元気や希望を与え、時に絶望を与え傷付ける。

たった一言、たった一瞬で。


武器を持たなくとも、暴力に頼らずとも、人の命を奪うことさえあり得る…それが言葉。


特に日本語は他の言語と比べても同義語が多く、どんな言葉・言い方を選ぶかで受け取り方も変わる。


50何年生きてきても難しいです。





以前から書こうと思いつつ、私の気持ちと言葉が上手くまとまらず書けずにいるコトがあります。

知人の「旦那さん不倫疑惑・その後」です。

近いうちに私の気持ち(感情?)がまとまったら書こうと思いますウインク






では、また。