工程が多いのでつくるのは年2,3回が限度のこのおやつ。
今年の2回目は、改良を加えた。
改良点:リコッタクリームフィリング用のオレンジピールをつくるのをやめて、オレンジの皮のすりおろしに変更
すりおろしなのでクリームフィリングがなめらかになったうえ、シトラスフレーバーもしっかりついて、大変よろしい。はじめからこうしてればよかった。
しかも、前日作業(前夜に食べたオレンジの皮を捨てずに使っているから)の時間短縮ができる。
今回のショートブレッド生地の食材は、たったの3つである。
有塩バターにしたので塩が不要になったのだ。
今回つくった分量(6個分)
ショートブレッド生地
・有塩バター 100g
・小麦粉 180g
・砂糖 25g未満
ただし、この配分では生地がまとまりにくいので、本来は豆乳を足して調整したほうがよいかもしれない。今回は何も足さずに、上の材料だけでチャレンジした結果、
生地の伸びが悪い。リコッタクリームフィリングをのせて折り込もうとするそばから、ポロポロと崩れてしまう。
フィリングをのせてそっと挟む程度にしか曲げられなかった。
伸ばして焼くだけのショートブレッドならこの配合でOKだけど、折り曲げたいときは、もうちょい液体を足すしかないか。
これ以上バターを入れるのも抵抗感あるしなあ。
見た目が悪いが、焼き上がりのサクサク感やバター感は何も足さなかった今回のほうが分がある。
一方で、リコッタクリームをしっかり封じ込めなければ、フィリングの味わいが落ちる。
ショートブレッドとリコッタクリームのどっちの質を優先するか、悩ましいところだ。
ショートブレッド生地を焼いたあとで、リコッタクリームをサンドするという手もあるな。
テレビの料理対決番組などでよく見かけた、解体方式("Deconstructed”)のリコッタパンツェロッティといって押し通そうかしら。
♪今年3回目はあるだろうか♪