
契り橋
あきない世傳 金と銀 特別巻上/高田郁
<アマゾンより>
シリーズを彩ったさまざまな登場人物たちのうち、
四人を各編の主役に据えた短編集。
五鈴屋を出奔した惣次が、
如何にして井筒屋三代目保晴となったのかを描いた「風を抱く」。
生真面目な佐助の、恋の今昔に纏わる「はた結び」。
老いを自覚し、どう生きるか悩むお竹の「百代の過客」。
あのひとに対する、賢輔の長きに亘る秘めた想いの行方を描く「契り橋」。
商い一筋、ひたむきに懸命に生きてきたひとびとの、切なくとも幸せに至る物語。
最初の惣次の話がとてもよかったな。
表題作は終わりにちょっとびっくりした。
下巻も楽しみ。
↓しかし今年は本を読んでないなー。
脳や人生のためにも、本は読まないといかんな。
2023/003