
横道世之介/吉田修一
<アマゾンより>
1980年代後半、時はバブル真っただ中。
大学進学のため長崎からひとり上京した横道世之介、18歳。
自動車教習所に通い、アルバイトに精を出す、
いわゆる普通の大学生だが、
愛すべき押しの弱さと、隠された芯の強さで、
さまざまな出会いと笑いを引き寄せる。
友だちの結婚に出産、学園祭でのサンバ行進、
お嬢様との恋愛、そして、カメラとの出会い・・・。
そんな世之介と周囲にいる人たちの20年後がクロスオーバーして、
静かな感動が広がる長編小説。
これは良かった。
楽しくて少し切ない青春小説。
読んだ後に何を思うか、
人それぞれだと思うけれど
何だかいろいろと良かった。
2021/051