トモシビ 銚子電鉄の小さな奇蹟/吉野翠
<アマゾンより>
十五歳の春。その女子高生は、小さな列車に飛び乗った。
入学したばかりの高校へ、淡い恋心を胸に―。
大正時代から、今も現役で走り続ける
ローカル線「銚子電鉄」には、
乗客の数だけ人生のドラマがあった。
歴史を知る老人、倦怠期を迎えた夫婦、夢を追う青年など。
彼らは時に交差し、
それぞれが誰かの灯火として行く先を照らしながら、
やがて一つの奇蹟に遭遇する。
心がほっこりと温まる、電車と人々の優しい物語。
心温まるお話が3編。
とてもよかったです。
2015/025
