剣客相談人 長屋の殿様文史郎/森詠
<アマゾンより>
一万八千石の殿様が、爺と二人で裏長屋住い。
若月丹波守清胤、三十二歳。
故あって文史郎と名を変え、八丁堀の長屋で貧乏生活。
生来の気品と剣の腕で、よろず揉め事相談人に !
下野国・那須川藩一万八千石の下屋敷から
若隠居の若月丹波守清胤は
傳役の爺・篠塚左衛門とともに出奔
東八丁堀のアサリ河岸に向かった。
爺と二人、九尺ニ間の裏長屋の生活が始まる。
持ち出せたのはわずか三両。
早速にも仕事を探すべく口入れ屋に向かう道で
武家娘を襲う侍たちに出くわして……
殿様というのは置いておいて
長屋暮らしの浪人に
仲間には髭の大男浪人と
どこかで聞いたことあるような設定。
ま、おもしろければありだよね。
殿様が長屋暮らしというのは
無理筋っぽいけど新しく
なかなか面白かった。
2011/091
