夜の橋 夜の橋/藤沢周平 <アマゾンより> 博奕に溺れたせいで夫婦別れしたおきくが 半年ぶりに訪ねてきた。 再婚話の相談で もう自分には関係ないと一旦は突き放す民次だったが 相手がまぎれもないやくざ者と分かるや 危険を顧みず止めに出る… 雪降る江戸深川の夜の橋を舞台に すれ違う男女の心の機微を 哀感こめて描いた表題作他八篇を収録。 これはよいですよ。 武士モノと市井モノが両方楽しめる。 どれも素晴らしい出来で 逸品の一冊。 2011/061