士道の値 士道の値 伊庭八郎幕末異聞/秋山香乃 幕末に活躍した隻腕の剣士・伊庭八郎 その人生をモチーフにしたシリーズの第2巻。 前作から2年後。 江戸の町に辻斬りが出没。 その風貌と斬り口から伊庭道場の門弟の疑いが。 すっかり剣士としての自覚が出た八郎。 江戸の町を駆ける! うん、面白かった。 八郎の先の短い生涯がわかっていることもあって なんだか切ないけれど それもまた一興。 士道とは何ぞや、という一作。 2009/119