朗読者 | DAILY LIFE

DAILY LIFE

なんてことない日常のおぼえがき

朗読者/ベルンハルト・シュリンク 松永美穂訳



今公開中の映画の原作。

親子ほど歳の離れた女性と恋に落ちる15歳の少年。

彼女は情事の合間に本の朗読をせがむ。

そんなある日、彼女は少年の前から突然姿を消す。

数年後、法律を学ぶ少年は

思いもしない場所で彼女と再会する。

そこで少年は彼女の秘密を知り、苦悩する。



ちょいと小難しい本です。

多分、この本は

出てくる出来事に気をとられてはいけなくて

登場する人たちの心の中を読み取らなければいけないのでしょう。

作者も、二回読むことを進めているそうですから

きっともう一回読めば

また見えなかった何かが見えてくるのかな。


2009/066