よろずや平四郎活人剣(上)/藤沢周平
華麗なる一族をせっせと読んだのは
これが読みたかったから。
来週からドラマが始まるので
その前にどうしても読んでおきたかった。
お話は海坂藩ではなく
江戸市中のお話。
旗本の末弟、
しかも妾腹の子と言う訳で
冷や飯を食ってきた剣客が
揉め事の仲裁をすることで
口銭を稼ごうとする話。
用心棒シリーズと比べると
ハラハラドキドキ感は少ないけれど
読み終わるとニヤリとしてる自分がいる
楽しいお話。
あんまり人が死なないのもいい感じ。
やっぱり藤沢作品は
明るい話のほうがいいなぁ。
下巻も楽しみ。
2007/017
