先日、4月に申し込みをし、約4ヶ月先にやっと予約が取れた5歳児相談に行って来ました!

5歳児相談は任意で行っているもので、園からのお便りを見て行くきっかけとなりました。

そこには、「ちょっと気になるけど相談するほどではないと思っていた事や、大きくなれば変わるだろうと様子を見て来たことはありませんか。気になる事がある方はぜひ5歳児相談をお申し込みください。」とありました。


5歳児相談の内容としては、

1.市の保健所へ申し込みし予約
2.保健所から園への連絡
3.個別相談(発達状況確認と相談)
4.結果報告
という流れで行います。

もちろん、園への連絡を希望されない方はその旨相談できます。

私は丁度この頃、娘の行動、性格、気質などを含め、どういう関わり方、躾け方をしていいか分からなくなって不安になってました。

そんな時にこの用紙に目が止まり、5歳児相談を実施し、園と連絡を取り合い、子どもの特性に応じた関わりが家庭だけでなく、集団生活でも活かして行けるようにと考えて、相談、アドバイスをしてくれるとありました。


内容としては、この5歳児相談に行って本当に良かった!!と心から思えた内容でした。


まずは保健師さんに、簡単に子供の事に関しての悩みや相談を説明しました。この時に「万が一、発達面での問題があった場合、必要であれば療育などの施設の案内もご希望ですか?」と最初に聞かれましたが、私は迷う事なく、「チャンスがあればと言う気持ちで前向きに取り組みたいので是非お願いしますと答えました。」


次に子どもと心理判定員さんとで、発達状況の確認で色んな質問、やり取り、簡単な受け答えなどを行いました。私は子どもの横に座りその様子を見ていました。


その後、子供は保健師さん、保育士さんにお任せし、心理判定員の方と2人で話す時間があり、まずは、「先ほどの子供さんとのやり取りをみて何か感じた事や、気になる点はありましたか?」と聞かれました。


私なりに感じた事、気になってた事は、「自信がなくなると声が小さくなって受け答えが出来なくなり、口に指を入れるしぐさが見られるのでこれはどうですか?」と言う質問と「だいぶ落ち着いてきてはいるのですが、極度の緊張からかチック症(強い瞬き)が気になるのですが?」と言うと心理判定員の方は見抜いていました。


「口元に手を持っていく仕草は今回、余り感じられなかったけど、強い瞬きは一度ありましたね。でもそれをお母さんも既に気付いてくれてたんですね。」


☆「年少の発表会(2月)前後頃から年中組へ進級した頃が1番酷く気になったので一度、眼科で診てもらい、チック症だと言われ、余り酷く気になるようでしたら小児科に行ってみて下さい」と言われたことを説明しました。




心理判定員さんはまず、私が悩んでた事、娘の行動、性格、気質とどれ1つとっても、否定する事なく、「お母さん良く頑張ってるし、子供の事をよく見てる!!」という風に褒めてくれました。



また私は怒り慣れてなくて!と言うと、ちょっと変に感じる方も居るかもですが、子供に怒鳴ったり、ちょっとでも叩いたり、罰を与えて叱ったりと言う事ができません。もちろん交通の危険性があったり、人への危害があった場合にはしっかりと注意します。



だから、他のお母さんに子供が言うことを聞かない事を相談した際に、「甘すぎるんじゃないの?怒り方が優しすぎるんじゃない?」と言われたことを相談しました。どうやったら子供に伝わるのか、子供に言う事を聞かす為にはもっと厳しく注意した方がいいのか、このままでも良いのか?と言うことも相談しました。


すると心理判定員さんに、違う観点から質問され「お母さんが、お子さんに強く怒らない、怒鳴ったりしないというのは何かお母さんなりに決め手があるのですか?」と聞かれました。


私はその質問に、「注意はするけども諭すような緩い言い方しかできなくて、厳しく言い放つような怒り方はしたくなくて、怒り慣れてないんです。」と返しました。


すると「お母さんは、子供の頃どうでしたか?厳しく叩かれたり、罰を与えられてきた?」と聞かれた瞬間、一気に涙が溢れてきました。



「私は、母親から叩かれてました。言う事を聞かなかったら外に引っ張り出され、締め出されたこともあります。」



「娘さんにはお母さんの対応で合ってます。お母さんがしっくり来ない事はやらなくていい。敢えて変える必要もないです。」

「勿論厳しく言って、一度言ったらお母さんが怒ってるから、ヤバイと思って早く切り替えができ一発で反省する子もいます。」


「でも〇〇ちゃんの場合、癇癪が出やすい子はこうと慣ればこうと一点に集中してしまう為、切り替えが難しい傾向にあるみたいです。」


「なので一度言われたら一発で分かると言うのは難しいみたいなので、最初から回数に余裕を持たし、3度目で分かれば良いっかぁ!って思ってみて下さい」とアドバイスを頂きました。

この返答には、私も本当に心が救われる思いでした。「むしろ、親に叩かれてきた方の中には、いけないと分かっていても自分の子供を同じように叩いてしまうと悩んでる方も多いです。それをちゃんと自分の子供にはしないと決めて向き合って行けるお母さんは偉いですね。」と。


人に話して楽になるって事も勿論ありますが、間違って無かったんだ〜〜って再確認できた事、何よりも褒めてくれた事がとても嬉しくて。気持ちが緩み号泣してしまいました。


次に子供の気質、特長を説明していただき、娘にあった躾け、伝えかた、関わり方のアドバイスを受けました。子供との信頼関係の築き方。信頼関係が大事という事を学び、それはどういう事なのかという事を細かく教えていただきました。



言葉では簡単に「褒めて伸ばす」、「怒ると叱るは違う」という風に良く聞きますが、それがどういう事なのかも良く分かってなかった部分もあったので、娘に対して実際に、どう声掛けしてあげればいいのかを教わる事ができ本当に為になること一杯でした。


長くなりましたので、また次回に、この発達状況確認の内容と実践的に教わった事の続きを書きたいと思います。