本当に凄い日本の自動車
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ブログの目的

レクサス IS-F

写真はレクサス IS-Fの壁紙です。Topgear 公式サイトの壁紙より。

 自動車に関わる方々。自動車販売業や製造業、運送業をはじめ。もちろん乗り物を愛する人全ての方々に読んでいただけるようなブログになればと考えております。

日本にも本格的な自動車番組を作りたい。

夢のような話かもしれませんがそんなことを真剣に考えております。

 携帯電話にパソコン、そして終身雇用の崩壊に派遣問題、更には不安定なガソリン価格・・・

 高額な維持費はもちろん、様々な予期せぬ出費。30年、40年前の方の言う、「俺達の若いころはローンを組んで買ったけどな~」なんて話、今は昔の話です。

 それだけではありません。かつては一世を風靡したスポーツカーも廃れ、今やミニバンにSUV(4輪駆動車)、低燃費のコンパクトカーにとって代わられ、そして軽自動車・・・

 快適なカーライフを提案する番組なんてもはや一部の金持ちの道楽、そしてスポンサーである自動車メーカーの広報番組になってます。

しかしそれは日本国内での話・・・

・気に入らない車は徹底的に罵倒された挙句、破壊され。
・解体寸前の車で交通の難所を何か所も駆け抜け。
・解体寸前の車を更に無謀な走行で解体にまで追い込み。
・道路交通法の限界に迫る改造で立ち往生を何度も繰り返し。
・自動車をあらゆる用途に改造。
・改造するのは車だけでなく、トラクターや飛行機等も。
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 番組の名前をTop Gear(トップ・ギア)といいます。英国BBCで30年以上に渡って放映されている人気番組です。

そこには
・用意された快適な演出もなければ
・出演者同士の慣れ合いもなく
・車の良い点だけでなく悪い点も
・ありもしない使用法を本当にテストする

 本気の内容です。

 「提供された車をただ良い感じに宣伝する」というのではなくて、限界まで試したり、あるいは中古車と新車の企画を同じ番組内で行う。あるいは同じような車でも別の企画で検証する・・・いずれもやはり本気度が違ってきます。

 また、ヨーロッパの番組という特性からでしょうか。海外ロケが多いのも特徴です。基本的に日本の道路というのは変化に富んでおり、ある意味で中途半端な海外ロケよりも国内ロケは絵になるというアドバンテージはあると思います。

 しかし海外のロケ、とりわけ途上国等の過酷なロケ、あるいは出入国時の緊張感等はなかなか味わえないです。

 しかし最大の特徴はこういった内容が「笑い」をベースにしていること。

・どこまでが冗談であり、どこまでが本気なのか・・

 一応、番組のカテゴリーは「ドキュメンタリー」となっておりますが凄まじい笑いの要素が満載であり、バラエティ番組のそれを遥かに凌ぐ内容となっております。

 しかし極限状況まで車に付き合って行く、それは単に趣味の自動車としての域を超えて、生活や文化、あるいは経済にまでその価値を見出すことができる。そんな奥の深い番組だともいえます。

 日本にもそんな「面白くてためになる」ドキュメンタリー番組がいつか欲しい・・・

 そんな願いを込めてブログを始めてみました。