はじめに
ちょうど10年くらい前の(←ってちょうどじゃないけど)
この道を通った夜でもないんですけど
中古車、買いました。(当時まだ学生)
平成5年式ホンダ アコードインスパイアAGi
走行距離58000km。
車両本体価格35万円。諸費用込みでちょうど50万円也。
・・・あんまり走らなかったですけどね。(しかも2年足らずで手放した)
・当時は携帯電話も持っておりませんでした。
・当時はパソコンも持っておりませんでした。
でも、ちょうど車を手放した頃、
・PHSはもはや絶滅状態に。
・大手企業はメールでエントリーできなければ選考の対象外となり
・タイピングソフトが普及し、皆キーボードを高速で叩き始める
といった時代でした。
そして大学卒業後、就職をする(資格も取得してた頃)
・パソコンを使えるのは当たり前
・みんな携帯を持っている
・様々な携帯の新機能が登場
・パソコンの低価格が進み、秋葉原で次々と高性能パーツが出回る
秋葉原で安価な高性能パーツを物色するようになったのはある程度自分に知識が着いてきた頃であり、実際はもっと前からだったのかもしれませんが、それでも「パソコンゲーム」(*ファミコンゲームではない)というのでもかなり敷居の高かった時代からすると隔世の感があります。
今、とりわけ自動車関係の方、例えば中古車業者の方等と「車が売れない」といったお話をすることがございます。
むろん、新車販売台数の落ち込みというのはニュース等で多く目にします。しかし、
・自分が車を買った時、携帯電話はありませんでした。
・自分が車を買った時、パソコンはありませんでした。
携帯電話とパソコン、そしてプロバイダーへの加入等「パソコンを使う環境の整備」・・・少なくとも数万円、下手をすると数十万円、もしかしたら100万円をゆうに超えることもございます。
車にお金をつぎ込む余裕、なかなかありません。
でもちょっと待って欲しいのです。
例えば「オタク」なんて言われている人、趣味に数百万、場合によっては1000万円以上つぎ込む人が珍しくありません。
例えばアニメのフィギュア。むろん自動車と違って維持費がかからない部分もありますが、
・フィギュアよりも魅力ある車、果たしてあるでしょうか?
当たり前ですがそれがなければ車を買われることもないでしょう。単に魅力がそちらへ向かっているだけのことです。
それだけではありません。
話題のアニメと呼ばれているもの。なかなか一般受けはしませんがマニアの間では人気の高いものもあります。
・アニメのように人気の高い自動車番組、果たしてあるでしょうか?
ちょっと考えて欲しいのです。
・どうやったら車を買ってもらえるのか?
車を所有する魅力を伝える。最近話題の「問題を解決する手段を提示する」もちろんこれは大事ですが
・車をどうやったら買えるのか?
実はここにヒントが隠されているような気がします。
会社員時代、IT系企業に勤めておりました。無名の企業だったのですが、
・(入社前の)90年代、携帯電話は会社の支給品でした。
・(入社前の)90年代、パソコンは会社の支給品でした。
・もしも、車が会社の支給品となったら・・・
携帯やパソコンの逆バージョンです。むろん、単純に考えれば非現実的な話かもしれません。
しかし昔ながらのレンタカー、最近ですとマンションの住人限定で利用がなされるカーシェアリング、このようなサービスをもって、
・複数の人間で、個人の経済力を超えた力をもってモノを所有する。
法人組織であれば昔から行われてきた所有形態です。行政書士業務(もちろん他士業務でも同様ですが)を通じてこのようなモノの維持方法は常にお伝え致しております。
また、お金の問題はそれだけではありません。
個人で所有するだけでは莫大な維持費がかかるのが自動車の問題です。いわゆる軽自動車やコンパクトカーといった小型の自動車であればまだしも、大型の四輪駆動車やミニバンと呼ばれる大勢の人間を載せることのできる車は燃費もかかる、すなわちガソリン代がかかります。
また、排気量が多ければガソリン代だけでなく、排気量に応じた自動車税も高額な税金が課されます。さらにこういった車は車重も重たい車両が多く、重量税も割高になりがちです。
一方、高級なスポーツカーも高性能の代償としてガソリン代がかかります。軽量な車両であれば重量税は割安なケースもございますが、一般にスポーツカーと呼ばれている車両は保険料が割高になる傾向があり(スポーツカーのオーナーによる交通事故が多いことを考慮したものによると思われます)これが購入を妨げる一因ともなtっております。
また、駐車場代が割高なのも問題です。東京都内であれば2万円辺り~郊外の住宅地であれば1万数千円程度。1万円以下の物件であればかなり都心から離れるか、さもなくば不便(交通の便他、駐車に不便な場所も含む)な場所を探さなければなりません。
車を買いたい・・・しかしその敷居は思ったよりも高いものです。
しかしそこであきらめるべきなのでしょうか?
車というのは基本的に趣味の世界です。もちろん、生活の道具というのもありますが、作った人間の魂が感じられるようなものというのがございまして、そういったものに乗ると何といいますか、不思議な感覚、金銭的な価値以上の何かといいますか、言葉では言い表せないものを感じます。
宗教的な言い回しはあまり好きではないのですが・・・敢えて言えば絵画や骨とう品を手にした気分、あるいは家族の一員のような動物を迎え入れた気分に近い感覚でしょうか。
お金はないけれど・・・
・知恵を使って車を手に入れる方法はないものか・・・
そんな車の魅力を伝えていこうと思います。とりわけ日本車の魅力。日本にいるとあまり実感はわかないのですが、海外では日本車の魅力というのは日本人が思った以上に魅力ある「ブランド品」です。
日本に住み、品質の保証された日本車、偽物でない日本車を当たり前のように手に入れる・・・・
「何バカなこと言ってんだ?当たり前のことじゃないか?」と思うかもしれません。しかしこれは本当に素晴らしいことで、日本人だからこそわからない「日本の素晴らしさ」の一つです。
そんな魅力を伝えていきたいと思います。
・このブログを見て車買いたくなってきた。
・お金がないから買えないのではなく、どうやって買おうか考えるきっかけができた。
そんなきっかけをこのブログで作っていただけますと幸いです。