石平代議士の訪台が大きな話題を呼んでいる。
吾人は過去に田母神閣下と石平氏を講演会に招待した事が有る。
御二人共実に氣さくな人柄に慰労会では楽しく乾杯を続けた。
帰化人の石平氏を誹謗する勢力もあるが彼は日本を心底より尊敬している。
来日して日本の素晴らしさに心眼を開く事が出来たと思ふ。
心の素直な人間を日本の神々は受け入れてくれるのだ。
【石平・参議院議員が訪台】
(読者の声3)中国から入国禁止措置の石平・参議院議員が訪台、卓栄泰・行政院長などが大歓迎
昨年7月20日の参議院選挙で当選した日本維新の会の石平・議員は12月31日、Xで「年明けに台湾訪問の予定」と発表した。
なぜ台湾を訪問するのか、その目的について「一つは、来年の台湾海峡情勢と日台防衛協力強化の可能性について台湾方面の関係者と意見交換をすること。もう一つは、中国によって入国禁止されている私が台湾に入国することで、台湾は中国と無関係の独立国家であることを証明すること」だと述べていた。
当選から1ヵ月半後の9月8日、中国は、台湾や尖閣諸島などで誤った言論をばらまいたことや、参院議員として靖国神社を参拝したことを挙げ反外国制裁法に基づくとして、石議員に中国国内の財産凍結や入国禁止などの制裁を科した。
この制裁措置に対し、石議員は「日本で正しい政治活動をしてきたことの証しでもありむしろ光栄だ。勲章をもらったようなものだ」と反発した。
とは言え、言論の自由が認められる日本での言論活動に対する中国の理不尽な制裁措置については思うところがあったようで、それが12月31日に表明した台湾訪問となった。
1月6日、台北の松山空港に降り立った石議員は「『(中華人民共和国から入国を禁止されている)私が問題なく台湾に入国できたことは、台湾は決して中国の一部ではない、台湾は中華民国であって中華人民共和国とは全く違った別々の国であることをこの瞬間に証明してみせた』と主張。『本日、私が台湾に来たのは、第一にこの点を証明するためであり、台湾が独立国であることを世界に訴えるためだ』と付け加えた」(時事通信)と報じられている。
この石議員の訪台について、中国側は「取るに足らない悪党のたわごとであり、言及する価値もない」(中国外務省・毛寧報道官)と不快感をあらわにしたという。
逆ねじを食わせるとはこのことだろう。
石議員を台湾に招待した「印太戦略智庫」(INDO─PACIFIC THINKTANK インド太平洋戦略シンクタンク)執行長の矢板明夫・元産経新聞台北支局長や葉建揚・台日産経友好促進会会長らが空港に出迎えた。
石議員は台湾到着の1月6日夜、インド太平洋戦略シンクタンクと台日産経友好促進会が主催した台北市内のヒルトンホテル台北で開かれた「海鮮を食べて、日本を応援しよう」という、1,000人を超える人々が集まった「台日友好チャリティ晩餐会」に出席、卓栄泰・行政院長や1月6日付で台湾日本関係協会会長に就任した謝長廷・総統府資政などから大歓迎を受けたという。
実は、台湾の国会議員の沈伯洋・立法委員(民進党)も昨年10月28日、中国の重慶公安当局から、台湾独立・分裂組織の黒熊学院を立ち上げたという理由で「国家を分裂させる犯罪活動」に従事したとして、刑事責任を追及するため捜査対象とされた。
しかし、沈伯洋議員は11月12日、ドイツ連邦議会の人権・人道支援委員会で開かれた民主主義と人権に脅威を与える独裁国家からの偽情報を議題にした公聴会に出席し、「会議では主にヨーロッパにおける偽情報と浸透の事例について議論が行われ、私は専門家証人および立法委員として台湾の経験を紹介した」(台湾国際放送)という。
沈議員は「中国は私が出国すれば逮捕されると脅していた」ため出国自粛を勧める政府関係者もいたことを明らかにし、「台湾は中国の脅威を恐れてはいけない。世界の民主主義と自由の陣営が共にあってこそ、独裁国家による侵害に対抗できる」と述べるとともに、「ドイツ入国時に異常はなく、特別な警護も要請しなかった」(台湾国際放送)と述べたと伝えられている。
石平議員は沈伯洋議員の事例を知っていたのかもしれないが、いずれにしても、中国の国内法で日本や台湾の国会議員の言論や行動を取り締まろうとするのは言語道断の措置である。
日台2人の国会議員が中国の逆手を取って行動した勇気は賞賛されてしかるべきだろう。
(日本李登輝友の会)
以上「宮崎正弘の国際情勢解題」より転載します。
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報道しない権利を悪用するメディアの典型的な手口であろう。
支那に迎合する輩が喧伝するEVだがアチラでも在庫過剰らしい。
そこで解体しているらしいが、同じく売れない高層ビルも解体撤去する。
何をするにもその場しのぎで将来的に考える事はない民族性を暴露する。
共産党政権だから金に糸目を付けぬ散財だが、いつまで民衆が耐えるのかな。
それにしてもトヨタが一位とは驚きである。
ガソリン車・ハイブリッド車・EV車の三冠王とは流石にトヨタだな。
【ホントにEVブームなの?】
(読者の声5)世の中、EVブームとかで、日本勢が出遅れたとか、中国が世界一とか騒いでいます。
ところで25年第四四半期のEV飯台台数が発表されました。
みてビックリです
トヨタ 3684台
日産 2857台
ホンダ 2732台
テスラ 2600台
BYD 832台
これって、ホントにEVブームなのでしょうか?
(TE生、西東京市)
以上「宮崎正弘の国際情勢解題」より転載します。
【ツルの受難】
日本の顔であった日本航空がここまで落ちぶれたのは御巣鷹山事故のせいだという人がゐる。飛行中に操縦不能となり、30分も迷走して墜落するなど他に例を見ない。
事故原因は後部隔壁の破断による急激な減圧で操縦系統が破壊されたとされる。しかし、それで尾翼まで吹き飛ぶのかとする疑問は解明されていない。
更に不思議な事はジャンボ機が日本の真ん中を飛んでいるのに、当初どこに落ちたか判らなかった事だ。
実は戦後、本州の中央部は米軍管制空域となっていて、そこではU2や日本人が知らない飛行物体が飛び回っている。
飛行機事故は他にもあるのに20年以上も繰り返し取り上げられる。その度に「墜落」「事故」の単語が付けられ「日航機事故の慰霊祭」は夏の風物詩にもなってゐる。
米軍管制などの問題は国交省の無策に起因するのだが、御巣鷹山は目をそらす生贄のように見える。そして日航のイメージはどんどん落ちて行った。
海外では再発を防ぐために関係者がミスした事を含め正直に話せるように、刑事罰を免除するのが国際通念となってゐる。しかし日本では国交省が証拠物件を警察に提出し、犯人捜査に協力する事が決まってゐる。
米国家運輸安全委員会(NTSB)は、例え墜落させた操縦士でも刑事罰を問わない。それで原因を究明して事故再発を防いできた。ダグラス社は、事故調査の怠慢が指摘され潰れてしまったほどである。
無責任で無策な国交省に代わる日本版NTSBが出来れば、御巣鷹山事故の背景も解明させるかも知れない。
以上「オバマ大統領は黒人か」高山正之著より2016年
【共産主義に危険を嗅ぎ取った日本人】
歴史をみると日本人にはすごい直感力があると思ふ。漢字はうっかり飛びつくと自国文化の自主性を失いがちだが、日本人は仮名を発明して漢字に呑み込まれなかった。
科挙制度も本能的に嫌い、長い間役人という不浄物を知らずに過ごした。
但し明治政府がうっかり高等文官試験と言う名の科挙制を取り入れ、現在に至り大きな悔いを残してゐる。アジア諸国と違って明治政府はノウハウを金で買う、お雇い外国人方式で欧米諸国の技術をものにした。そして、日本人は共産主義に本能的に危険な臭いを嗅ぎ取った。
マッカーサーの右腕たるウィリアム・シーボルトは来日すると、「指導的な立場の日本人」が「共産主義とこれに染まった者を警戒するように懇願した」と著書『日本占領外交の回想』に書く。
特にGHQが徳田球一らを開放し活動を容認する姿勢に「私を訪れる日本人の全てがこの点に深い関心を示した」。その中には高松宮様もゐて「共産主義者が政権を執るという恐怖感が國民の間に広まってゐる」とも触れてゐる。
この本は戦後20年を経過して出版された。彼もやっと共産主義の脅威を知った訳だが、当時は日本人の警告が判らなかった。
だから米国ではスターリンを絶賛したニューヨーク・タイムズ紙のデュランティにピューリッツァー賞を贈ったり、ルーズベルト大統領がテヘランのソ連大使館に宿泊したりしてゐる。
マッカーサーは北海道を欲しがるソ連に「中部日本(名古屋)に進駐したら」と提案までしてゐる。
スイスが「日本の精密工業の無力化」を望むと、マッカーサーは「労組を強くして企業の競争力を失わせる」と約束し、幣原喜重郎に「組合活動を活発化させよ」と指示する。共産主義に警戒心を持たなかったのである。
朝鮮戦争が起きると日本人は「GHQに共産主義者がゐる」と言い続け、調査の結果「数人が本国に送還された」と認めさせた。後に「ヴェノナ文書」に出てくるエドガートン・ノーマンも、この当時GHQにゐた。
エドガー・スノーが称賛した毛沢東は支那人民を数千万人も殺し、金日成はポルポトに劣らぬ残忍性をまき散らした。日本では連合赤軍が共産主義の本性を知らしめる。
昨日までの同志を顔が変形するまで殴り、木に縛り排泄物を垂れ流し、飢えと寒さと屈辱の中で殺していった。同じ手口で同志小畑達夫を死に追いやったのが宮本顕治である。
日本人は直感で共産主義の危険を知ったが、米国は少し遅れながらも赤狩りに精を出した。ノーマンのあぶり出しには、彼の同志だった都留重人の証言が大きい。ノーマルは都留の証言を知りカイロで首を吊った。
しかし日本は「戦後レジーム」でおかしくなる。都留は一橋大学の学長に出世し、朝日新聞の論説委員に収まったが、何処からも文句が出なかった。その朝日新聞は宮本顕治の業績を称える社説を出すが、これにも文句が出なかった。
日本人はもう一度本能と直感に従い我が國を見詰め直したらどうか。
以上「オバマ大統領は黒人か」高山正之著より2016年
【嫌われるロシア人】
明治23年9月、横浜港を出港したトルコ軍「エルトゥールル」は、台風の影響で紀伊半島串本沖で座礁したが、付近の住民が命懸けで救出し全乗員の一割68名を助けた。その思ひがあったから、日露戦争ではダーダネルス海峡を封鎖しロシア艦隊を足止めし日本を支援した。
昭和60年イラクのサダム・フセインがイランを飛ぶ全ての航空機を撃墜すると通告する。日本では日航が運行を拒否、朝日新聞や社会党は憲法違反の自衛隊機派遣は許さないと大騒ぎした。当時の中曽根首相は、靖国神社参拝を中共に阿り止めた人だから何もしなかった。
二百名を超す在留邦人が取り残されたが、トルコ航空機が全員を収容して日本に届けてくれた。「エルトゥールル号の御礼」だった。
平成8年1月時化の日本海でロシアタンカー「ナホトカ」が遭難した。航空自衛隊の救難ヘリと海上保安庁に巡視船が決死の救出活動の結果、乗員31名全員を助けた。船体からは重油が流れ出し、折れた船首は重油を積んだまま福井県東尋坊へ流される。重油はドラム缶にして三万本である。
しかし救助されたロシア人は日本の救出に感謝する事もなく、予想される被害を謝罪するでなく、一週間後には新潟空港からさっさとロシアに帰ってしまった。
凍てつく寒さの中、地元住民と全国からのボランティアが、海の掃除を続けた。実際に働いた9割は自衛隊員だが、朝日新聞はそれを半行も記事にしてゐない。
重油の汚染は海中の魚や貝類にも及び、周辺の観光地はキャンセル続出、全ての被害総額は350億円に達した。だがロシア政府も船会社も乗員救助に感謝声明もなく、汚染補償は徹底してとぼけ通した。
タンカーは上海からカムチャツカに向かっている。この場合荷受人が保証責任を持つが、ロシア人と支那人だから、こちらも無視された。
この事件の前に米国オクスナード沖で小型タンカーが座礁した。沿岸警備隊は乗員を救助すると身柄を拘束し、漂着する油の除去作業をやらせた。遭難者がトルコ人でない事を米国人は知っているからだ。
以上「オバマ大統領は黒人か」高山正之著より2016年
【豪州人の性悪さ】
日本が昭和16年英米に宣戦布告すると、オランダ人とオーストラリアが向こうから宣戦布告してきた。しかし、正面切って戦う氣がないから、ポルトガル領東ティモールを狙った。ここには大日本航空が航路を開発し、運行要員など約30人が駐在してゐる。これなら勝てそうだ。
約1900人の豪・蘭連合軍が急襲し、日本の民間人を捕え残虐行為を加え監禁する。日本は同胞救出の為に、ポルトガル政府の承認を取り付けて、島に上陸すると臆病な豪蘭軍は既に退却してゐた。
朝日新聞の舟橋洋一はこんな事実を無視して、「日本軍が東ティモールに侵攻し占領した」と書く。モラルの欠片も無い男がこの新聞の主筆を務める。
蘭人は臆病なくせに執念深い。この叩き出された恨みを、「大戦前の島民は47万人で戦後は43万人だ。日本軍が数万人を殺したはずだ」と豪外交官ジェームズ・ダンが言い出した。
ポルトガル領時代の四百年、この島には病院も学校もない。戸籍もないから島民の数すら判らない。宗主国も知らない島民の人口動態を、一見の豪外交官が知る筈もなく、思い付きの嘘だと判る。
だがこれを喜ぶ日本人がゐた。早大教授の後藤乾一で朝日新聞に「日本軍が4万人も殺した」と寄稿する。これに舟橋洋一が飛びつき、「日本政府は戦後賠償をすべきだ」と、ダンの嘘を朝日公認の史実に仕上げた。
ダンの次に豪州経済学者ジョージ・ヒックスが登場し、吉田清治の嘘と韓国人の嘘吐き・金一の便著書を元に「朝鮮人女性を軍が拉致して性の奴隷にした」とする本を出版した。
この大嘘の本が後に国連クマラスワ報告のネタになり、米上院議員マイク・ホンダの決議文に発展していく。もちろん、朝日新聞も「軍の拉致」を打ち出し、ヒックスの支援に回る。
次に豪州が繰り出したのが「プリンセス・マサコ」である。筆者ベン・ヒルズは、パプア原住民の奇異な風習を見るような目で皇室を観察し、慇懃無礼に蔑む。その上で、白人と共通する意識を持つ雅子妃が奇異な世界の閉じ込められて可哀想と結ぶ。日本蔑視の本である。
豪州の隣にはニュージーランドがあるが、こちらはここまで日本を誹謗する事がない、やはり元囚人の島の出自なのか。
以上「オバマ大統領は黒人か」高山正之著より2016年
【人類の進化と白人の関係】
白人には未だに拭い難い人種差別がある。動物の中で人間が一番賢く、人間の中で白人が最も優れた存在だ、と。
モンテスキュー「法の精神」では「黒人は人間たり得ない。何故なら黄金よりもガラス玉を喜ぶからだ」と分析する。
露人ゴンチャロフ「日本渡航記」に「彼等(日本人)は溌剌とした眼差し、大胆な表情、旺盛な好奇心など欧州人が意識的に持っているものを何も持っていない」と記す。
白人がそこまで思い上がったのは、他のどの人種も、武力、知力で、特に見た目に白人に敵わなかったからだ。そこで自分史を書きたくなった為に証拠探しを始めた。
ロゼッタの石を解読したシャンポリオンは、エジプト王墓を発掘して壁画を調べた。すると驚く事に、「王は褐色の肌で、それにまず黒人が列し、次に黄色人が並び、最後に入れ墨した白い肌の野蛮人が並んでいた」。
エジプト文明は黒人種のもので、白人は最も未開の人種だったのだ。
これ以降、白人は先祖をメソポタミアに変えた。其処にダーウィンが登場した。是で黒→黄→白の順番の筈だと。
「種の起源」によれば猿の毛がだんだんに抜けて人類になったと謂う。然し、白黒黄を並べると最も毛深いのが白だ。すると一番遅れた存在に為る。皮膚の色も環境適応の視点で考えれば、白人が一番遅れた存在と為る。
二十世紀、オランダのボルグが幼稚進化論を発表した。
動物の子は最初勾玉型をしている。成長するに従い下等動物ほど大人に近い形に為る。背骨は真っ直ぐに、骨盤も開いて四本走行に適した形に為る。然し、人類は勾玉型の儘で骨盤も開かずに生まれ、結果として二本歩行しか出来なくなったと謂う理論である。
骨盤が開かず前を向いているから、性行為はドッグスタイルではなく、向かい合った異常な「正常位」と為る。白人は喜んだ。今度こそボルグ理論が白人の優秀性を証明すると。
だが、ボルグ理論では最も幼い形状、例えば脹脛(ふくらはぎ)も太腿も同じ太さの赤ん坊型大根足の日本人の方が、カモシカみたく脚を持つ白人よりも進化した事に為る。
骨盤で謂えば、カモシカに近い白人は後背位が得意で、日本人は正常位が多い。何れにせよ白人はどうやっても遅れた人種に為る。
失意の白人は人類の進化をあまり口にしなくなったが、劣っている筈の日本がのし上がって来た。白人はメンツをかけ戦うが、最初にロシアが負け、次に英国、オランダも負けた。
野蛮さに秀でた米国は物量で日本を追い詰め、非戦闘員の住民を殺し、赤十字病院船、白旗掲揚船を沈め、海に漂う日本人を機銃掃射で殺した。
最後は「神の御業、太陽の光を地上に再現した」(トルーマン)原爆で日本を仕留めた。人類学では証明できないが、白人は力でも知力でも最も優れている事を証明した、とこの大統領は思った。
ヒロシマ原爆は白人の誇りと為り、アポロ11号と共に原爆投下機「エノラ・ゲイ」をスミソニアン航空博物館に展示する。
以上「オバマ大統領は黒人か」高山正之著より2016年
【ベネズエラの首都を攻撃、マドロゥ大統領夫妻を拘束】
主権侵害、国際法違反もなんのその、トランプは強気の賭けにでた
2025年1月3日、トランプ大統領はベネズエラの独裁者ニコラス・マドゥロ拘束を目的とした軍事作戦を命令した。
空母打撃群に加えて150機以上の航空機、精鋭地上部隊(デルタフォース)、圧倒的な航空戦力を投入し、マドロゥ夫妻を拘束、軍艦でニューヨークへ移送中と発表した。
「私の指示により、米軍はベネズエラの首都で特別な軍事作戦を実施した」とトランプ大統領は述べた。「圧倒的なアメリカの軍事力、空、陸、海を駆使して、壮大な攻撃が開始された。それは第二次世界大戦以来、見たことのないような(大規模な)攻撃だった」
米軍当局者によれば、マドゥロ大統領夫妻を救出するためのベネウエラ軍のヘリコプターがカラカスに到着する前に、米軍はベネズエラの防空システムを破壊した。米軍機1機が被弾したが、飛行可能な状態だった。
舞台裏でこの電撃作戦は、何ヶ月もかけて準備されてきた。
CIA工作部隊がひそかに投入されマドロゥ大統領の日常、行動範囲などを調べ上げていた。CIAは8月から特殊チームを現地に派遣し、マドゥロ大統領の「生活パターン」を把握し、情報源を開拓していたという。
マドゥロ逮捕を受け、トランプ大統領は、ベネズエラで新政府が樹立されるまで米国が「国を運営する。必要なら第2波の大規模な攻撃を開始する用意はできている」
ところが、ベネズエラ軍の抵抗、ゲリラ作戦が殆どない。
主権侵害、国際法違反もなんのその、トランプが強気の賭けにでたのだが、さてこの政変で震えが止まらないのは誰か?
金正恩、このニュースを何処で、いかに聞いたか?
以上「宮崎正弘の国際情勢解題」より転載します。
【反省と償いは別物】
米国ルイジアナ州に留学したヨシは、ハロウィンパーティーに参加する為に友人とある住宅を訪れた。友人は、事故を起こした為に首にギプスを嵌め、頭と手足に包帯を巻いている。ハロウィンには相応しくない格好だった。
玄関はカーポートの奥だ。ドアを叩いたが反応がない。窓の向こうには不審そうに見返す女性が見えた。家を間違えたらしい。
二人が車まで戻ると、家から男が表れて「Freeze(動くな)」と云った。ヨシは「パーティーに来たんです」と云いながら近づくと、凄まじい銃声がしてヨシは吹っ飛ばされた。銃弾は44マグナムで先端がくぼんだタイプだ、これが当たると高速回転して内臓を引き裂いていく。一時間後に死んだ。
これが1992年に起きた交換留学生、服部剛丈君事件である。米紙は当初全く無視したが、日本が騒ぎ出すとニューヨーク・タイムズは「彼は古い西部劇を見てから留学すべきだった」と皮肉った。
彼を撃ったロドニー・ピアーズの行った「Freeze」は西部劇でよく使われる。だが日本の怒りが伝わると、米国は急遽ピアーズを殺人罪でも罪の軽い故殺で裁判にかけた。
弁護側は「異様な風体」をした男が他人の敷地に入り、窓から除いて家族を怯えさせた。「Freeze」と制したのに突進してきた。これは正当防衛であると主張した。
検察側は被告が人種差別団体「KKK」に関係があり、この地に進出したベトナム人と軋轢がある。しばしば銃で野良犬を射殺してゐる事などから、正当防衛を超えた行為と立証しようとした。
被告は東洋人よりかるかに「異様な風体」の白人少年を撃とうともせず、人種差別に根差した犯行だが、12人の陪審員は「無罪」の評決を下した。
陪審員の偏見がよく判る実例だが、それでもこの裁判には見習うべき処もある。裁判長が評決に入る前に陪審員に与えた訓示である。
「犯罪が起きた時点だけを考え、事件の社会的影響や、被告が罪を悔いているかなどは考えなくていい」
朝日新聞には、所謂人権派弁護士が弁護の務めは、「被告が謝罪を表明できるか否かだ」と語る。犯行の如何よりも、被告の反省度、更生の可能性が量刑の決め手であると言い立てる。
猿でもできる反省のポーズは、判決には全く関係のない事だ。
以上「オバマ大統領は黒人か」高山正之著より 2016年1月31日
ウソと大ウソで固める習近平共産政権。
都合が悪いと大声で威嚇し、腹黒い狙いがあれば猫撫で声で擦り寄る。
狡猾な中華民族と対峙する高市政権の飛躍を期待したい。
【西太后の清朝は世界の大国だった】
日清戦争の傍らで西太后隠居宮建設に軍事費を流用していた
台湾を囲み込む形の軍事演習は「正義使命2025」と銘打たれて中国軍は新鋭軍艦、戦闘機などを大量に導入し、12月29日~31日と展開された。
これは各国駐在武官や観測船、宇宙衛星などが精密にトレースするから、中国軍のホントの実力が分かる。アメリカのレビューはまだない。空母は参加していないところをみると、総合的な軍事作戦をとるには、まだ実力不足というレベルだろう。
十九世紀中葉、西太后の清朝は世界の大国だった。東洋一の軍事力を誇示し、日本など相手にしていない風情があった。陸軍は李鴻章管轄下の軍事力(つまり私軍)だけでも日本の二倍、海軍は82隻、ちなみに日本は28隻。そのうえ北洋艦隊には最新鋭の軍艦が二隻そろっていた。いずれも「張り子の虎」だった。弾丸は横流しされ、練度は低劣で士気は低く、砲身に洗濯物を干していた。
習近平がロケット軍と宇宙航空の高官を粛正した背景は汚職である。
ロケットは、率直に言って半分が囮、残り半分はどこに飛ぶか分からないシロモノとされ、大がかりなチョロマカシ、精密部品などの横流し、カネのぶんどり、ようするに「後は野となれ山となれ」。
三隻の空母はときおり公海を遊弋し、威力を見せつけるが、スキージャンプの弐隻(遼寧、山東)は何れ無用の長物と化ける。原子力駆動、カタパルト方式の三席目「福建」はどうやらジェット戦争機の離発着訓練をこなし、艦載機も十二機ほど搭載できるようになったレベル。補足しやすいのでミサイルでたちまち撃滅されるだろう。
そうした状況下、中国のBYDが年間販売台数でテスラを上回る“好成績”だったそうな。
1月1日、BYDはバッテリー駆動EV車の販売台数が28%増となり225万台を超えたと発表した。
BBCはこれを評価して「アメリカ企業は、新製品に対する賛否両論、マスク氏の政治活動に対する不安、中国ライバル企業との競争激化などにより、厳しい一年を迎えた」などと報じた(1月2日)のだが、本当か? 昨今のBBCは基調が反米、リベラルである。
▼中国EVのホントの実売台数はどれほどなのだろう?
中国の自動車統計は三つの機関がある
CAAM(中国自動車工業界)はメーカーの卸し台数を発表するが、これは生産台数であって実売ではない。
CPCA(中国乗用車協会)もほぼ同様で、いずれもメーカーの水増し報告を検証していないようである。
CATARC(自動車保険協会)は義務づけられたナンバープレートの交付と保険契約から実売台数をはかる。
つまりCATARCの数字が実売台数ということでメーカーの報告とは乖離がある。
そのうえ、ロイター(25年9月17日)が暴露しているのは保険契約後、ナンバープレートをただちに破棄
し、いきなり新車を中古車として輸出している。
新興EVメーカーA社の台数は55%が架空の取引だった。おなじく新興のEVメーカーXEEKR車もナンバープレート交付数は270台だったのに、2700台だったと十倍の水増しだった。同社の中古品とは90%が新車だった。
こうしたカラクリによって中国EVの在庫は350万台と見積もられている。
中国の水増し体質、軍事力の数字にも表れているのである。
以上「宮崎正弘の国際情勢解題」より転載します。