歴史の改竄は十八番の公共放送NHK。
「ETV2001問われる戦時性暴力」では昭和天皇陛下を犯罪人として断罪した。
「昔GHQ今NHK」と揶揄される程にやりたい放題のメディアである。

【歴史捏造を行うNHK】
(読者の声1) 「開戦前夜で歴史捏造を行うNHKに注意」
NHKエンタープライズが制作し、現在、公開されている「開戦前夜」の中で支那共産党宣伝部の意向を尊重し、NHKは堂々と歴史捏造を行った。大東亜戦争で我が国が対峙したのは中華民国であった。

「開戦前夜」では国旗で各国の勢力圏を示す場面があるが、列強国旗に並んで共産支那の五星紅旗を表示していた。

NHKは後ろめたいことをしているという罪の意識が少しはあるのかもしれないが、表示されたのはわずか0.1秒程度で、何事もなかったように次の場面に移った。

しかし、こんなせこい捏ち上げでも愛国者は見逃さない。

共産支那が成立したのは1949年である。1941年の設定である「開戦前夜」で五星紅旗が出る余地などまったくない。どうしても旗を出したいのなら、中華民国の青天白日旗でなくてはならない。

これを五星紅旗で置き換えたのは歴史の捏造であり、我が国に仇名す支那共産党へのNHKの阿りである。我が国にあだなす勢力に与するNHKに資金提供することは如何なる名目であれ金輪際拒否する。

「開戦前夜」は“日米もし戦わば”の机上演習を行った総力戦研究所の物語で、豊臣兄弟と同じく、秀吉(池松壮亮)が主人公で、秀長(仲野太賀)が副主人公だった。

東條英機首相や武藤章軍務局長は写真通りに凝った作りでとても感心したほか、東條首相を悪役にしてすべての開戦責任を押し付けるような不公平な構成でもなく、よくできた作品だったと思う。

我が国にあだなす勢力に与するNHKに資金提供することは如何なる名目であれ金輪際拒否すると言っておきながら、矛盾するが、NHKによる歴史捏造を確認する目的があるということで、例外的に鑑賞をお勧めしたい。
   (MH生)
以上「宮崎正弘の国際情勢解題」より転載します。

【空を制した日本人の誇り】
昭和16年12月10日、英東洋艦隊旗艦プリンス・オブ・ウェールズと重巡レパルスに日本軍の96式陸攻が襲い掛かった。

「日本人の操縦士は夜目も利かず、近眼で満足な爆撃も出来ない」と信じていた英軍だが、レパルスは最初の水平爆撃で250キロ爆弾の直撃を受け、「もっと巧みな電撃でに両舷大穴を開けられ、艦は沈没した」と、生き残った特派員が日本機の優秀さを伝える。

見下していた日本の航空技術の前に英国の誇る最強軍艦が沈められ、チャーチルは「戦争中これ程の衝撃はなかった」と回想録に記す。

マレー沖海戦の翌日、フィリピンの空でもう一つの衝撃が走った。ルソン島北部哨戒中の零戦隊が米軍のB17と遭遇し撃墜した。B17が初めて戦闘機に落とされた事実に、米軍の受けた衝撃は大きかった。

半分はまぐれと思っていたが、1か月後にボルネオで3機のB17が落とされ、更に半年後にニューギニアで5機が零戦9機に撃墜された。

白人世界のものと思ったゐて航空機が、劣等人種にやられた悔しさを「日本人にはゼンマイ仕掛け以上の飛行機を持たせるな」と云うルーズベルトの遺言が物語る。

戦後GHQがそれを実行した。日本にあった航空機は軍用民用すべて焼却され、無着陸飛行の世界記録を持つ航空機も東京湾に捨てられた。

GHQは航空機の製造から航空力学の研究、模型飛行機造りまで禁じる。そして7年間、日本人は空を忘れて暮らした。

たった7年だが、日本人は今も空を思い出さない。日本は未だにジェット旅客機1機さえも作れない。研究の中断、放棄、が如何に後世に悪影響を及ぼすかのいい見本だった。

福島の米国製原子炉が津波で破損した。すると原電はすべて止めろと朝日新聞が深刻そうに云い、認知症の元首相がそれに乗って騒いでいる。

もっと愚かな原子力規制委が大学の研究用原子炉まで止めていた。日本では目下、原子力の研究も人材育成も完全に止まっている。後戻りしてしまう愚かしさは、飛行機で十分体験しただろうに・・・ 

以上「プーチンよ悪は米国に学べ」高山正之著より

 

【戦争で飛び交ったウソ歴史として定着する】
ポンソンビー『歴史の嘘』で、「戦時情報の真偽は必ず検証されるべきだ」と云う。米国は、南京大虐殺で米宣教師だけが日本軍の殺戮を「見た」と云い、米紙のみが「あった」と報じた。

フィリピンの「バターン死の行進」はマッカーサーが自分の敵前逃亡の卑劣が噂され始めた時期に大々的に流された。

米軍の無差別砲撃のマニラで日本兵が市民を残忍に殺したが、証拠と為る死体は米軍の砲撃でバラバラになったと、米軍広報官カルロス・ロムロが云った。

湾岸戦争でもベトナム戦争でもイラク軍や米軍の残虐行為は検証されたが、独り日本軍だけは一度も検証が為されない。

それなら、と笹幸恵がバターン半島から捕虜収容所までの120キロを米兵と同じ4日で歩き、そのルポを「文芸春秋」に載せた。「風邪気味でしたが楽に歩けました」と。

途端に元米兵レスター・テニーが抗議してきた。彼は120キロの半分を貨物列車で移動し、コーヒーブレイクも含め60キロを歩いただけだ。

文芸春秋は勝手な検証をした事を詫び、藤崎駐米大使も謝罪に行き、岡外相(当時)まで頭を下げた。

彼女は誰もやらないから自分で歩いただけだ。日本初の検証との気負いもなく、米国の主張は少しヘンと云っただけでこの騒ぎとなった。結局「日本軍の蛮行」は米国の云うまま、「検証は一切不可」を見せつけられた。

すると検証不可なら「日本軍は20万の女を性奴隷にし、犯し、殺した」と大嘘を云う与太郎国家が出て来た。ただ与太郎は日本への無条件批判が米国のお膳立て事案に限る事を忘れている。

石原信雄が河野談話への韓国の関与を語り、日本人は初めて真実を知った。驚いたボクキンケイ大統領は日本に検証の中止を求めたが、既に手遅れ。

日本の首相は談話の見直しではなく「ただの検証」と云った。戦後初めて検証すると云える喜びが滲み出ている。

以上「プーチンよ悪は米国に学べ」高山正之著より

 

【これまで誰も挑まなかった創造的で知的な挑戦】
  AIの洗脳を是正し、歴史観の修正をAIに迫ったところ、どうなった?

安濃豊『AIとの大東亜戦争史観論争』(展転社)

 これまで誰も挑まなかった創造的な知的作業である。
大東亜戦争に関して世界に蔓延るAIデータの洗脳を是正し、歴史観の修正を種々の生成AIモデルに迫る試みである。これは七月に設立された国家情報局あたりが本来ならやるべき仕事である。
驚異的な知識と読解力を持つ生成AI は、今後も世界中に広まり多用されるだろう。したがって日本人ユーザーとしても、正しい歴史をインプットしておくことが極めて重要となる。
そこで、AIのグロック、ジェミニ、コーパイロットに歴史解釈の質問を繰り返しながら東京裁判史観からアジア解放史観へ変化していく過程を本書は記録する。

 本論に入る前に前提となる技術環境を把握しておく必要がある。
 アンソロピックの「クロード」は、大規模言語モデルを用いた対話型生成AIで、2023年から一般公開され、以後もバージョンアップを続けている。
オープンAIの「チャットGPT」、グーグルの「ジェミニ」、X-AIの「グレック」などと競う最先端の生成AIである。「チャットGPT」(日本の若者はこれを”チャッピー”と呼ぶ)はオープンAI社が開発した対話型生成AIサービスで、自然な文章で質問に答え、或いは文章作成、要約、翻訳などの知的作業をこなす。大規模言語モデルを基盤に膨大なデータから学習しており、業務効率化や、個人の情報収集・創作活動に広く活用されているものの、情報の正確性にはウィキペディア同様な左翼偏向という疑問が残り、同時にセキュリティに注意が必要
と警告されてきた。本書ではこの二つは使用されていない。
 ジェミニは、グーグルが開発しテキスト・画像・音声などを統合的に扱う次世代AI、高度な対話や情報検索、文章作成、要約、画像生成などを、グーグルの検索やユーチューブなどグーグルのサービスと連携しながらのチャットサービスである。特色はネット一般からではなく一貫してグーグルが情報源である。
 グーグルの生成AIの基礎を構築したのはデミス・ハサビス(ノーベル化学賞)とそのチーム。ハサビスは天才少年と言われた頃からゲームの発明で名を挙げ、囲碁のチャンピオンを負かしたアルファ碁の発明家でもある。
 グロッグはイーロン・マスクのX-AIが開発したAIモデルで、立ち後れが目立ったが、保守的な思想の開陳で多くの愛用者がいる。

 著者の安濃氏はまず東京裁判史観をグロッグに問うた。
 あれは「日本が興した侵略戦争であり、アジア諸国は日本軍による占領、強制労働、虐殺の記憶が残った」としていた。安濃は資料を送り、帝国政府声明関連資料などを読み込ませた。
 グロッグの一回目の解答は「ひじょうの重みのある第一次資料だと思います」だった。
 そしてアジア開放が後付けの理由だとするのは不当であり、開戦日当日の枢密院では「大東戦争の目的にアジア開放が明記された声明が承認された」
 グロッグは、その旨を認識したが「当該声明文の理想(解放、共栄)と、実際の占領政策(軍政、資源優先、形式的な独立の遅れ)は大きく乖離していた」とした
 かくして安濃氏は言う。「グロッグはたしかに考えを変えたようである」(27p)

 同類の質問をこんどはジェミニに問うた。
満州事変、ミッドウエイ、東条英機、インパール作戦等々で直截な議論を展開した。
 そして「ASEANとは大東亜共栄圏の焼き直しであるか、否か」をジェミニに問うと、ジェミニの解答は「戦後のアジア外交や経済圏の成立過程を読み解く上で非常に鋭く、かつ本質的な議論を衝いています」とした。
ただし、「戦後日本は賠償という名目、あるいはその後の政府開発援助を通じて、かつて大東亞共栄圏で目指した日本をハブとするアジア経済ネットワークを実質的に再構築したが、大きな差違は主導権の所在であり大東亜共栄圏は日本が指導的立場をとる垂直的な構造だったが、ASEANは「内政不干渉と全会一致を原則として水平的国家連合である」とした。
また「大東亜会議と現在のASEAN首脳会議は「歴史的背景や目的こそ正反対ですが、形式面ではいくつかの興味深い類似点が見いだせます」と解答したのだった(202p)
 
 安濃は様々な歴史解釈の対話を通じてアメリカの生成AIのレベルや、その解答ぶりなどを比較し、「ジェミニはいたって素直で建設的である。史実を素直に認め、事後の論理を積み重ねていく。軍配はジェミニにあがる」(205p)。
 こうした知的挑戦は著者のバックグランドをみれば、よくよく了解出来る。著者の安濃豊氏は北海道大学農学部農業工学科卒業。農学博士である。
 キャリア技官として北海道開発庁(現国土交通省)に任官。昭和60年、米国陸軍寒地理工学研究所研究員、ニューハンプシャー州立大学土木工学科研究員。マサチューセッツ工科大学ライト兄弟記念風洞研究所にて日本人混相流体学者として初の研究講演。平成元年、アイオワ州立大学航空宇宙工学科客員研究員(研究テーマは「火星表面における砂嵐の研究」)。安濃が世界で初めて発明した吹雪吹溜風洞は国内では東京ドーム、札幌ドームの屋根雪対策、南極昭和基地の防雪設計、道路ダム空港など土木構造物の防雪設計に、米国では空港基地、南極基地の防雪
設計、軍用車両・航空機の着雪着氷防止、吹雪地帯での誘導兵器研究に使用されている。
 主な著書に『大東亜戦争の開戦目的は植民地解放だった』『絶滅危惧種だった大韓帝国』『日本人を赤く染めた共産党と日教組の歴史観を糾す』『アジアを解放した大東亜戦争』『ハルノートを発出させたのは日本か』(いずれも展転社)がある。

 さて読み終えて評者(宮崎)は別の考えを抱いた。
おなじ事を中国の制裁AIに対して挑戦するのである。中国にディープシーク、アリババ、ミニマックス、z・aiなどは「天安門事件」の質問をはぐらかし、「南京大●殺はあった」と答える。
 時間に余裕の或る読者諸兄、中国の歴史観の独善をただすには、これら中国の新興AIモデルへ質問を送り続けることではないか?

以上「宮崎正弘の国際情勢解題」より転載します。

【李逸洋代表が長崎原爆平和祈念式典を欠席し、プレスリリースを発表】
 「やはり長崎市は原爆平和祈念式典において台湾を冷遇した」

 駐日台湾大使に相当する李逸洋代表が指定された席は、昨年と同じ国際非政府組織(NGO)エリアの席だった。昨年の平和祈念式典以降、長崎市に適切な対応を求め、出席の意向を示していた李逸洋代表は欠席して抗議の意を表明し、領事に相当する格下の陳銘俊・台北駐福岡経済文化弁事処処長を出席させた。
 また、台北駐日経済文化代表処は昨日「長崎市は台湾の国家地位をわざわざ否定し、台湾の主権と尊厳を完全に無視した」というプレスリリースを発表した。
 プレスリリースには、台湾を代表して台湾出身者をはじめとする犠牲者を慰霊するために出席しようとしていた李逸洋代表の無念と長崎市に対する憤怒があらわに出ている。日本に友好的な台湾が一自治体とは言え、このようなプレスリリースを発表するのは異例中の異例のことだ。その全文を下記にご紹介したい。
 長崎市の対応は、2012年3月11日に行われた東日本大震災の1周年追悼式を思い起こさせる。野田政権は、台湾を代表して参列した台北駐日経済文化代表処の羅坤燦・副代表を来賓扱いせず、指名献花からもはずして冷遇した。中国に忖度した野田政権の大失態だった。
 しかし、安倍晋三政権下で開催した2013年3月11日の東日本大震災2周年追悼式では台湾の待遇を見直し、前年の一般席から外交使節団向けの来賓席とし、国名などを読み上げる指名献花に加えた。これに対して中国は「追悼式で台湾の関係者を外交使節や国際機構と同等に扱った」として出席しなかった。
 長崎市の平和祈念式典に台湾が参加した昨年、中国は参加しなかった。今年もまた参加しなかった。中国は2年続けて広島と長崎を欠席した。中国が欠席した理由は東日本大震災のときと同じだろう。
 ここに中国の本性が表れている。
 国は犠牲者の慰霊よりも国家としてのメンツが大事なのだ。ましてや中国は核兵器開発計画を拡張しており、長崎市の願う核廃絶と真逆の立場を取っている。それでも長崎市は中国に忖度し、台湾の国際的地位を貶める措置を取り続けるのだろうか。
 長崎市は迷妄から覚め、広島市と同じく、国連に代表部があるすべての国もしくは駐日外国公館がある国、参列の意思が確認できた台湾などの国・地域と欧州連合に通知文を送り、台湾代表団には外交使節団のエリアに席を用意すべきだ。
 長崎市は広島市ができることをなぜできないのだ。日本政府にできてなぜ長崎市にできないのだ。

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長崎原爆平和祈念式典に関する台湾駐日代表処プレスリリース
【台北駐日経済文化代表処フェイスブック:2026年8月9日】
https://www.facebook.com/Taiwan.in.Japan

 李逸洋・駐日代表、並びに蔡明耀・駐日副代表、周学祐・駐日副代表は8月9日に開催された長崎原爆平和祈念式典を欠席した。これは、長崎市が台湾代表団を外交団エリア外にあえて配置することにより、台湾の国家としての尊厳と地位を傷つけたためであり、陳銘俊・駐福岡弁事処処長が代理で参列した。
 李逸洋・駐日代表は、台湾が平和を希求し、民主主義を愛することは世界中に広く知られていると強調し、81年前の広島と長崎の原爆投下によって、多くの台湾人も犠牲となり、台湾は第二次世界大戦の悲劇を深く受け止めており、平和祈念式典への出席を通して平和を希求する決意を示し、民主主義国家と共に取り組んでいくことを望んでいると述べた。
 李代表は、長崎市が中国に迎合する態度であることが残念であると指摘し、昨年台湾は平和式典に参列して世界に平和への決意を示す初めての機会を大切にするため、屈辱的な扱いにもかかわらず出席したが、式典後すぐに不当な扱いに対する抗議声明を発表していたこと言及した。
 さらに李代表は、この一年間、台湾に理解のあるベテラン国会議員を通して長崎市に繰り返し申し入れを行い、福岡弁事処も地方議員や市民団体を通して働きかけを行ってきたが、残念ながら長崎市は依然として台湾に適切な待遇を与えなかったため、それを受けて今回の台湾の参列者も格下げせざるを得なかったと説明した。

 代表は、式典の座席配置について、長崎市は台湾の国家地位をわざわざ否定し、台湾の主権と尊厳を完全に無視したとの認識を示し、台湾が長年にわたり日本におけるさまざまな中央または地方レベルの行事に参加してきたなかでも前例のない出来事であることを強調した。
 李代表は、長崎市のその誤った決定が、中国が台湾に仕掛ける法律戦、すなわち「台湾は国ではなく、主権もなく、中国の一部である」という主張の手先となっていることに気付いていないと指摘した。

李代表は、「台湾は主権独立国家であり、中国(中華人民共和国)と互いに隷属しない。中国は一日たりとも台湾を統治したことはなく、台湾の中華民国は中国よりも先に建国されており、台湾が中国の一部であったことは一度もない」と改めて表明し、長崎市が中国の意向に屈し、台湾の国家地位を矮小化し、台湾の尊厳を侮辱したことに対して厳正に抗議し、非難した。

 また、李代表は、TSMC(台積電)熊本工場への投資が九州地方に10年間で23兆円の経済効果をもたらし、長崎市もその恩恵を受けるほか、東日本大震災、能登地震に続いて台湾からの寄付額が世界トップとなり、今回の熊本地震でも各地で積極的に寄付や支援活動が展開されております。さらに今年上半期に日本を訪問した台湾人旅行者数は延べ397万人に達し、国別ランキングで第2位、消費額では7523億円で首位となったことを説明した。
 そのうえで李代表は、台日間の友情の絆は深く、これまで互いに友好的につきあってきたと強調し、長崎市に対して台湾を威圧する中国に迎合すべきではないと呼びかけた。
 李代表は、台湾の人口は約2300万人で世界57位であるものの、株式時価総額は米国、中国、日本に次ぐ世界第4位であり、現在ハイテク産業のハードウェア製造における世界で最も重要な生産基地となっており、さらに今年上半期の経済成長率は13.72%と目覚ましい成果を上げていることに言及し、台湾の存在と価値を世界は無視することはできないとの認識を示した。

 李代表は、いま核兵器開発計画を拡張しているのはまさに中国であり、世界平和の脅威となっていることや、インド太平洋地域で軍事演習を頻繁に実施し、紛争を引き起こす地域の平和の最大の破壊者となっていると指摘し、長崎平和祈念式典は「核兵器廃絶」と「恒久平和実現」を訴えているが、これらの2つの要望は、まさに中国に言わなければならず、長崎市が中国の意向を受けて、平和を追求し日本にも友好的な台湾を貶めることは、極めて遺憾かつ失望を感じると表明した。

以上「宮崎正弘の国際情勢解題」より転載します。

【伝統の英国王室とは】
80年代の駐日英大使ヒュー・コータッチは日本通を自任し、大使を辞めた後産経新聞などに寄稿していた。だがこれほど尊大で腹立たしい記事も珍しい。

彼は皇室を「鉄格子に囲まれた監獄」と腐し、平成の御代は「親しみ皇室」にする為に「英皇室を見習うが良い」と続けた。

英皇室は常に国民や議会と対決し、ジェームズ3世は民衆に殺され、チャールズ1世はクロムウェルと議会に公開処刑された。

クロムウェルは大叔父をヘンリー3世に殺されたが、彼は妻が在る身で侍女と結婚し、飽きると彼女を斬首、その後4回も再婚を重ねもう一人を断頭台に送る。

大法官トーマス・モアや大叔父クロムウェルが諌めると、彼等を断頭台に送って殺した。血生臭い歴史を織り交ぜて王室は財産をかき集め、常に英国で一番の金持として今に至る。

天香具山に立ち民のかまどは煙が出ているか、海には豊漁を知らせるカモメが飛んでいるか、心を配られてきた日本の御皇室。

それが何故断頭台と蓄財に没頭した英王室を見習う必要だがあるのか。元大使風情に見下した皇室批判をされなければ為らないのか。

この偉い?元大使が首相の靖国参拝を論じている。「英霊を祀るなら千鳥ヶ淵の戦没者墓地でいい」「靖国は潰して公園にすればいい」

彼は「日本はアジア各国を侵略し、残忍非道を働いた」「捕虜を虐待し731部隊も真実なら南京大虐殺も事実」だから日本は弁解せずに「威厳ある沈黙の努力を」と書く。

言われるままに黙っていたら韓国は20万女性が性奴隷にされたとウソを膨らませ、シナは尖閣をオレのものだと言い出す。

自称知日派大使は靖国神社と36万柱の遺骨が眠る千鳥ヶ淵墓苑を同列に並べる。彼はあれ程長く日本に居て何を見て来たのか?

靖国神社は祖國の為に戦い散った人たちの浄い魂が戻る場所だ。神社では一切の世俗が消える。宗教ではなく日本人の哲学だからだ。

コータッチはそれを知らない。彼の信じるキリスト教は骸骨を組んで教会を建て喜び、ザビエルの骨をばらして拝んでいる。そんな宗教観で考え日本を論じる。 

以上「プーチンよ悪は米国に学べ」高山正之著より


 

【AIの暴走がはじまっている】
  世の中には善意を理解せず悪事をはたらく組織、機関、国家がある。

 AIが人間の指示を越えた暴走を始めた。
アンソロピックのAIモデルは、勝手に他社のシステムに潜り込んでいたが、オープンAIの新型モデルも同様に、命令をしていないにもかかわらず他のシステムに潜り込んでいた。 

ハッキングの高度化、いずれ個人の預金から債権口座に潜り込んで、他人様のカネを自由に引き出し、悪事の方面に活用されることは時間の問題である。

 スタンフォード大学とアーク研究所は、生成AIモデルを用いて、実験室で細菌に感染して死滅させる16種類の新規バクテリオファージを生成したと『サイエンス』誌上で発表した。これらのウイルスは「人々に脅威を与えるものではない」と主張しているが、生物安全保障の専門家たちは、同じ技術が危険な病原体を生み出す可能性を開くと警鐘を鳴らしている。

 スタンフォード大学のブライアン・ヒエ助教授は、「複雑な生物に感染する能力を持つウイルスの遺伝子データを意図的に除外し、安全な実験室で研究を行った。その結果得られたファージは、特定の細菌のみを標的とする」としている。

しかし反対論の科学者が多い。
「現代の科学者は80年代のSFホラーを見ていないから、それがよくわかる」。
この展開は、AIシステムが想定された限界を何度も超えるという事態が繰り返されている中で起こった。

 歴史が示すように、いったんある能力が確立されると、それを封じ込めるには人間の自制心、組織の健全性、そして強制力のある規則が必要となる。しかし世の中には善意を理解せず悪事をはたらく組織、機関、国家がある。

権力、イデオロギー、幻想、思い込みによる正義の主張、「自分だけが善」という夢遊病者の正当化が絡むと、破滅的な事態を回避することは難しくなる。

以上「宮崎正弘の国際情勢解題」より転載します。

【白人が抱く黄色人種コンプレックスとは】
メイフラワー号で新大陸にたどり着いた102人の清教徒にワンパノアグ族は温かい食事を与えた。

だが冬を越した途端に酋長の首は斬り落とされ、その妻子と一族はカリブ奴隷商人に売り払われ、今に生きる末裔は一人もいない。

米国が独立するとアンドリュー・ジャクソンはインディアン絶滅を政府の政策とし、40年に亘って殺しまくる。

しんがりを輪姦が務め、ミネソタ州のスー族の殲滅を命じ、主だった酋長38人を集団処刑し、生き残りを強制収容所に入れて大方を餓死させた。

リンカーンはその一方で奴隷解放宣言を出し、清教徒が皆殺しにしたワンパノアグ族との出会いを、心温まる「感謝祭」に仕立て米国民の祝日とした。

それにしても黒人奴隷は大事にして混血児を創りながら、黄色人種は何故に残忍に殺して回るのか。何事も白人以上にやってのけ、なお礼儀正しい日本人など、彼等にはひたすら妬ましい存在だったと思われる。

だから淘汰してしまえとルーズベルトは考えたのだろう。「白人と交配して人種改良する」とスミソニアン博物館のハードリチカ教授の見解を披露している。

ハードリチカは睾丸に通電して簡単に去勢できると云うが、それも簡単ではない。

ルーズベルトは死んでしまったが、彼の思いは米民主党に根差し、トルーマンが広島・長崎に原爆を落とし、黄色人種淘汰の一つの形を示す。

ケネディも別のアジア人淘汰を考えていた、と共同電が伝える。

「米軍が60年代に名護と首里でイモチ病、黒さび病を研究」し、米収穫量をゼロにする生物兵器を開発していたとする内容で、対象は「支那・東南アジア」だったと云う。

この研究は60年代末に突如打ち切られたとあるが、共和党政権に替わった為かと思われる。

以上「プーチンよ悪は米国に学べ」高山正之著より

 

【英国の狡さ】
「英領ビルマを独立させた日本だが、それは偽物を意味する『金メッキの独立』と呼ばれ、ファシスト日本を打倒する為にアウンサンは反旗を翻した」と、朝日新聞記者五十嵐誠は書く。そこには植民地支配した英国は不思議と出てこない。

英国は19世紀末、ビルマを征服するとインド人や支那人を送り込み、英政府の許で金融やビジネスを仕切らせ、本来の住民であるビルマ人は最下層に落とされた。

「英国は仏教徒ビルマ民族を一瞬にして他民族他宗教国家に作り変えた」と英歴史家ファーニバルは表現する。

植民地支配に抵抗するアウンサンを支援したのが日本である。しかし、やっと独立した国は脆く、連合国の反撃の前に方針を変える。

「アウンサンは英国の手先インド人を憎み、日本軍のインド開放戦(インパール作戦)への協力を拒む」(マウントバッテン卿『戦後処理』)

小国が生き延びる為に寝返る彼を、日本軍は特に咎める事をしなかった。そういう史実を無視する朝日新聞の行為は殆ど犯罪と謂える。

戦後ビルマ独立を認めた英国は「ほんのひと時でも英国植民地統治に盾突いたアウンサン」だけは許さず、権力争いに見せかけて殺した。

また他民族化した後始末もしなかったので、ビルマは華僑とインド人に握られたままで、山岳民族だけは不満分子として残った。

アウンサンの遺志を継いで「異邦人」処理に当たったのがネ・ウィンと軍事政権である。華僑とインド人が出て行くような政策を摂ったが、彼らも山岳民族も居残り国は貧乏になっただけであった。

その不満分子の先頭に立ったのが英国大学卒のアウンサンの娘スーチーである。しかし彼女は父が英国に殺された事実も政治も外交も知らない。

一度、他国に占領されると国も民もここまで錯乱してしまう。

以上「朝日は今日も腹黒い」高山正之著より

 

日本國内が右往左往している間に世界は間断なく動いている。
後から鉄砲を撃つ自民党議員が跋扈する現状で日本を護れるのか。

選挙公約を平然と唾棄する奴は政治を目指しては為らない。
政治とは日本に明るい未来を齎す光を考える事に他ならぬ。

【名古屋米国領事館を閉鎖?】
(読者の声2)米国務省は在名古屋米国領事館(名古屋市中村区)を閉鎖に踏み切るようです。経費削減は表向きの理由ですが、アメリカ外交の大幅な後退であり、その空白を中国が埋めるのでは?と心配です。

因みにトランプ政権による在外公館の再編は、名古屋の他にもグレナダの大使館、カナダ南部ウィニペグの領事館、インドネシア西部メダンの領事館、カメルーン西部ドゥアラの大使館支所。
   (SE生、名古屋)
(宮崎正弘のコメント)中国の名古屋総領事館は名古屋市東区東桜二丁目にあって、賃貸契約、領事館を総領事館に格上げしたのは2007年で王毅(現外相)が駐日大使のときでした。

一等地への移転問題が持ち上がったとき当時の河村たかし市長などが住民運動を組織化して反対し、実現しませんでした。

以上「宮崎正弘の国際情勢解題」より転載します。