衆議院選挙が自民党の大勝で終った。
日本の右傾化が危惧されて久しいが、ここまで露骨なものは今回の選挙が初めてだ。
これが本当に安部政治が国民の信任が得られた結果とは思えない。国民の政治的関心がまだまだ低いのが、この結果の要因だと私は見ている。
今回の選挙で一番印象に残ったのが、選挙最終日の安倍晋三の秋葉原演説だ。大量の日の丸が振り回される異様な光景は報道は全くされないが、ネット上では多く写真や動画が出回っている。
日本の右傾化が危惧されて久しいが、ここまで露骨なものは今回の選挙が初めてだ。
私はこの光景を見て非常に恐怖を感じた。
Twitter上でも、
「選挙で自国の旗を振るのがなぜ悪い」
という意見も多く見られた。
日本は天皇主権の中、絶望的な戦争に突き進み多くの尊い命が奪われた。そのシンボルの一つが日の丸なのは疑いのない事実だ。
それを選挙活動で振り回すのは、単に国旗を振っているのではなく、日本の軍拡化、戦前回帰への明確な集団示唆行為だと見られても仕方ないだろう。
歴史を忘れる者が、また歴史を繰り返す。
戦争の歴史は二度と繰り返してはならない。
この写真に違和感を持った人は、次の選挙で本当に考えてもらいたい。これが報道されなかった自民党支持者の姿だ。