「シルバーシート」の名残 | コントラバスフルート吹き Bamboo Satake の モノローグ
もう見なくなった名称「シルバーシート」と書かれたものが東京メトロ北綾瀬駅にあります。
それは線路脇に設置された乗車位置を示す現役の看板です。

シルバーシート

ハンディキャップを持つ方の優先席としてかつて使われた「シルバーシート」という呼称は高齢者用座席をイメージさせるため、鉄道バス各社は別の名称に替えました。
この駅が開業した1979年は当時の帝都高速度交通営団(現在の東京地下鉄)が「シルバーシート」を使っていた時代の末期でしたので「シルバーシート」と書かれたステッカーが貼られ、(いろいろあったが)現在に至っているものと思われます。
優先席と書かれたものを上から貼ったが、その後剥がれた可能性も考えられますね。
じつは、この駅は高架ホームでして、撮影時も雨降りでしたが、雨風が当たる場所の看板なのです。
ところで、現在この駅は東京メトロ千代田線北綾瀬支線で営業運転する3両編成の専用ワンマン列車のみが客扱い可能なホームになっております。
しかし、このホームを10両編成の列車に対応させる工事が始まっており、3年後の完成(予定)までにはこの看板も撤去されますので、記念に写真を1枚残しました。


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