■迷走するアンダーソン
イエスのジョン・アンダーソンはこれまで24枚のソロアルバムをオフィシャルリリースしています。(ボックスセットを含み、コラボレーション作品やゲスト参加作品、配信専用曲を除く)
その音楽性は様々でかなりややこしいです。
その中でイエスファンが聴かなくても良いアルバムを独断と偏見で大胆に選んでみました。
作品の良否(クオリティ)や自分の好みとは無関係です。
・イエスのヴォーカリストに期待されるサウンドから乖離している作品はどれか?
・イエスファンとして聴いてなくても困らないアルバムはどれか?
それを知るためには悲しいことに全部聴く必要がありました(笑)
これを見れば一目でわかる
イエス入門者に贈るアンダーソンの
「裏ディスコグラフィー」
です。
■In The City Of Angels 1988
上質なシティポップとAORの作品
■DESEO 1994
ラテンテイストに溢れるアルバムです。
南米ミュージシャン多数がゲスト参加。
■Angels Embrace 1995
ニューエイジ&アンビエント
&ヒーリングミュージック
■The Lost Tapes Of Opio 1996
(& 2006 ボックスセット)
まあデモテープのような作品です。
■The Promise Ring 1997
アイルランド&ケルトの
トラッドソング&民謡集
悲しいことにビデオまで観てしまいました。
アコースティックな結婚記念アルバム。
妻のジェーンも参加。
彼が得意なイラストも満載ですが
かなりお手軽に作った感が。
レゲエ、ヒップポップ、ポップス、
R&BなどのAORアルバムです。
急にどうしたの?
シングル盤も出ました。
■Live From La La Land 2006
2005年に行われたワンマンライブを
収録したアルバム。
イエスの曲もやっていますけどね。
聴かなくても大丈夫(笑)
以下は2006年にリリースされた
ボックスセットより。
当時ヴォイスプリント(現ゴンゾ)に
在籍していたダニエル・アーンショウ※
が編纂しましたが、全て完成する前に
途中でプロジェクトは挫折しました。
※ピーター・バンクスの作品資産管理人や
QEGDマネージメントのカタログ担当を
努めた人物
■ Interview
2006年10月29日に行われた
インタビュー。
(ソロアルバムと言えるのか)
■The Mother’s Day Concert
1996年5月12日に行われたワイナリー
での屋外ライブを収めた作品。
当時出回っていたオーディエンス
ショットビデオのサウンドトラック
から制作されたと思われる音質。
■Searching For The Songs
1986年に制作されたデモ集です。
内容は貴重ですが。
「The Meaning of Your Love」は
ABWHの曲「The Meeting」の原曲です。
1990年に制作されたデモ集です。
ABWH 2nd Dialogue → Unionに
使われた曲やジョン&ヴァンゲリスの
元曲などを収録。
昔海賊盤で聴いた覚えが(苦笑)
■From Me To You
環境音楽 & ヴォーカライゼーション
こんなの聴かされてもね。
■Binaural In Boston
こちらも2005年のワンマンライブより。
ヘッドフォン専用のバイノーラル録音に
なっているのは面白いけど、とっくに
流行ってなかった😅
以上14枚でした。
生き残ったのは10枚のアルバム。
生き残った理由はまた今度。