年末は、毎年おせち作りと大掃除に追われる。
結婚以来ずっとやっていて、
おせちを作らなかった年はない。
会社員だった頃は、
だいたい29日まで仕事、
30日、31日でスケジュールを詰め込んでいた。
Todoリストと買い物リストをつくり、
ひとつひとつ消しこんでいく作業は、
それなりに達成感もあるのだが、
毎年31日の午後になると、
残りのリストのカウントダウンが始まる。
そして疲労もやって来る。
残りの大掃除の内容を見直してショートカット、
17時には終わるように段取りし、
そのあとは当日の晩御飯の支度。
農家なので、
いつもは日付けが変わる前に寝るようにしているのだが、
大晦日は二人とも夜更かし、
お風呂入る時間も短め。
そして元旦の朝を迎える。
おせちの用意をするために起きる、
という感じである。
結婚以来うちでは、
お正月の習慣は、実家の習慣と同じで、
朝からおせちとお雑煮、お屠蘇の日本酒で、
「あけましておめでとうございます」の挨拶をする。
自分で作るおせちは美味しくて、
(自分の舌に合わせるから)
美味しいお酒も奮発するので結構な量を食べる。
そして、
食べ終わると何もする気が起きず😅
ふだんの朝が軽めだから、
身体の負担は相当なもの。
実は、
昨年から朝をゆっくりにして、
朝昼兼用にしてみた。
それでも、
やっぱりしんどい。
食べる量が多すぎるのだ。
そして、なんといってもおもち!
お腹にずっしり来る!
あんなに毎年一生懸命作って、
食べすぎて調子悪いって、
いったいなんのためのおせちなんだ?
この疑問を、
ダンナに昨日投げかけてみた。
そうしたらあっさり、
「朝から食べるからだ」と。
そう、
この習慣は、自分で作ったもので、
ダンナが望んだものではなかったのだ。
そして今朝は、
ダンナは朝はパンにする、と言うので、
おせち&お雑煮はお昼にして、
私は朝はミルクティーとリンゴにした。
身体が楽だった。
こだわっていたのは私だけだった。
一年に一度とはいえ、
食べ過ぎるとやっぱり身体が悲鳴をあげる。
それがわかっているなら、
もっと身体第一に考えるべきなのだ。
来年は、
大晦日が疲れないように、
そして、
お正月はお腹が悲鳴をあげないようにしよう。
「ねばならない」という習慣にとらわれないように。
自分の身体に聞きながら。