昨日の11:40頃から手術でした。

改めて、寛骨臼回転骨切り術(RAO)という手術です。
骨盤の臼蓋のまわりをドーム状に切り、寛骨臼を前外方に回転させて固定し、骨頭を覆うようにする手術です。臼蓋形成不全が高度で、比較的初期の変形性股関節症に行われます。(Webから引用)

麻酔は、全身麻酔の前に硬膜外麻酔というものをしました。
硬膜外麻酔は、私も難しいことはよく分からないのですが、背骨の脊髄のそばにカテーテル(細いチューブ)を通し、留置させ、麻酔薬を投薬します。術後もカテーテルは留置させたままで、持続的に麻酔薬を投薬することで、術後の痛みも和らぐようです。
脊髄のそばにカテーテルを通すために、背中から針を刺すのですが、それが痛いのなんの。思わず手術室で号泣してしまい、優しい看護師さんの声にさらに号泣してしまいました。

次に全身麻酔をするのですが、左の手の甲に針を刺され、左手がズンッと重くなってからもう記憶がありません。

看護師さんに名前を呼ばれ起きたとき、まだ手術室にいました。起きたときは痛くはなかったのですが、尿道カテーテルが通っており、それが気持ち悪かったです。

そしてICUに通され、点滴と輸血と痛み止めの注射をしました。また、血栓予防のための機械を足に付けるのですが、ふくらはぎを揉まれている感じで気持ちよかったです。ICUに通されたとき、時間は14:50頃でした。

点滴と輸血が終わってから個室の病室へと帰りました。病室へ帰ったのは16:30頃でした。病室へ帰っても点滴と輸血があり、左手に点滴、右手に輸血の針が刺さっており、何も出来ませんでした。足にもまた機械を付けるのですが、ICUでつけていたものとは別の機械でした。

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向かって左側が手術をしていない右足、向かって右側が手術をした左足です。私は両足臼蓋形成不全です。写真が分かりにくかったので赤で書いていますが、手術をした左足は臼蓋のかぶりが大きくなっていることが分かります。

病室での輸血が終わったのが20:00頃。血が粘っこいせいか、輸血がとまったりして時間がかかってしまいました。

そしてそこから寝たり起きたりの繰り返しでした。高熱が出たり、吐いたり(何も食べていないので水のようなものしか出ませんが)しました。熱は一時的に39度まで上がり、暑くて暑くてたまりませんでした。そして今日の4時頃に左足の激痛で目覚めました。ここで初めて足に痛みが出ました。痛み止めの薬をもらって飲んでもすぐには効かず、結局6時頃まで痛くて悶え苦しんでいました。

6時頃に痛さがおさまり、寝ていたのですが、先生の訪問で目覚めました。傷口あたりに血が溜まらないように血を排出する管が通っていたのですが、それを抜きに来たようです。何の痛みもなく、管はすっと抜けました。

そして今に至ります。
血を排出する管を抜けば、もう座ったりしても良いのようで、今日から車いすに座るみたいです。

そして恥ずかしい話、オナラがとまりません。どうしてでしょう(: ¯•ω•¯ ;) 看護師さん曰く、オナラは出さないとダメなんだそう。個室でよかったです。