アメリカと日本でのビジネスチャンス | 住野康博〜アメリカとカナダで挑戦し続ける者〜

住野康博〜アメリカとカナダで挑戦し続ける者〜

すみちゃんとも呼ばれています。セカイとニッポンの間で挑戦中。長いアメリカ生活を終え、カナダへ。カナダで経営者しています。

アメリカと日本にいると、日本ではあまり思いつかないようなビジネススタイルが成功するなど、視点の持ち方を色々な角度から見れると力が養われると思います。これは実際に肌で感じ、目で見てみないとなかなか養われない力だと思いますし、他国にいる特権だと思います。他国に住んでる際、物事には本当に視点を変えると戦局や状況が一転する事があります。それはビジネスでもプライベートでも一緒だと思います。常に目と頭を働かせている事が大事なんだと思います。あと、ちゃんとそれらをメモする事。人間なんでも忘れてしまいますからね。

この前、シアトルのとある大学で毎年行われてる日本祭りがありました。このお祭りはシアトルに住んでる日本の人たちが、色々な催しをして、アメリカ人との交流を図るというものです。当日は日本食から、日本の文化体験まで、色々なイベントがあります。このお祭りはシアトルでもとても有名でたくさんのアメリカ人が来ます。私は今回は主催者側で兵庫県のブースで働いていました。

その際に色々と観察して気になったのが、これです。



住野康博~アメリカのシアトルと日本で挑戦し続ける者~
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何かわかりますか?そうです。水槽の中身はこちらになります。


住野康博~アメリカのシアトルと日本で挑戦し続ける者~


日本錦鯉です。アメリカではお金持ちを中心に鯉を買う人がたくさんいるのです。この日も新潟県から錦鯉業者がたくさんの鯉を販売していました。







近年では、ヨーロッパ、北アメリカ、アジアなど全世界に普及し、新潟が誇れる日本を代表する文化の一つとなり、「泳ぐ芸術品」錦鯉の愛好者が増えているそうです。特に北米では錦鯉愛好家が多く、実際に私の大学の理事も家に鯉をたくさん買ってました。今回のこのお祭りの目玉の一つはこの鯉販売でした。このように日本では産業サイズが縮小してた鯉産業が海外に目を向ける事によって息を向き返す事もあるんだなぁ~っと”視点”の切り替えの大切さをお祭りにいる時にヒシヒシと感じました。そういった意味で海外に目を向けると可能性は山ほどあると思います。しかし、それには常日頃から目を凝らしながら、日本のマーケット状況やセンサーを張って色々な情報収集をしていないといけないんだなといつも思います。でも、本当に視点の持ちようって言うのは大事です。

ビジネスでもプライベートでもそうだと思いますが、これが正しいとか自分の法則がある人はこういう発想の転換という物はなかなかできないと思います。それが良い悪いを言っているのではなく、他の国でビジネスをする際には、自分の根本的な構えを崩す事で、その社会のニーズに合った商品やサービスを提供できるんではないかなと思います。

あのピカソは言いました。

Every act of creation is first an act of destruction.
あらゆる創造活動は、まずなによりも破壊活動である


炊き込みご飯と味噌カツ作りました。最後の写真はお店で作った寿司です。


住野康博~アメリカのシアトルと日本で挑戦し続ける者~
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