篠笛レッスン19回目〜大甲音を吹く | 私の笛簫日記

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笛と洞簫の練習の進捗状況と、練習の傍ら聴いて感動した奏者の方の素晴らしい演奏を記録しておきたくてブログをはじめました。篠笛の素朴な味わいのある音、中国笛子の澄んだ美しい音、洞簫の渋い古典的な音に心惹かれています。

寒々しい1日でしたね。雨が降ったり、止んだり。笛の音も湿度に左右されるのでしょうか?

今日の教室では大甲音を練習しました。
まずは甲音6を吹きます。(難しければ甲3)これはいわば準備運動です。初心者は8秒、中級者は15秒、上級者は30秒ほどを目安に、息を流して安定した音を出します。吹き始めの音を綺麗に流すために、タンギングの練習もします。
大甲音8、大甲音2を2種、大甲音3を2種、大甲音4、大甲音5(シギ音)と順番に吹いていきました。
大甲音3までは問題なく、大甲音4はギリギリ何とか音が出ましたが、大甲音5のシギ音は出ませんでした。音が出ないときのアドバイスとして、タンギングで練習すると音が出やすいようです。この場合、タンギングはトゥトゥトゥーのリズムで四回繰り返して吹き、音が出て来たらトゥトゥトゥとコンパクトに吹きます。慣れたら長音で吹けるようになります。
また、甲音を柔らかく吹くためにも大甲音を練習してから吹くと柔らかい音で吹けるとも教わりました。

息の吸い方も体がふわっとする感じで吸い、調節しながら息を流していきます。息の量と速度を調節できるようになれば、長音も高音も思いのまま、のはず。先は長いですが、少しずつ良い音が出るようになっていますから、地道に頑張ります。