一年ぶりに藤の会の研修旅行に参加しました。
金沢にやってきました。
今日のお勉強は前田家三代当主 前田利常公の正室 珠姫を偲ぶ旅。
珠姫は二代将軍徳川秀忠とお江の娘です。
たった三歳の時に金沢にお輿入れ。
政略結婚なんて、かわいそう・・って思うでしょ。
ところがどっこい、利常は珠姫一筋。笑
24歳の若さで亡くなってしまうのですが、
14歳で初産、三男四女をもうけるくらいの仲よしぶり。
おつきの人はたくさんいたでしょうが、親元を離れて心細かった珠姫には
利常の愛情深さは幸せそのものだったでしょうね。
まずは珠姫の菩提寺、天徳院へ。
常緑樹の緑深い静かなお寺。
外はいい天気で暖かいのですがお寺の中は冷える~~。笑
かわいい万年青発見。
「まゆばけおもと」というのだそうです。
お化粧のハケ、眉用のハケに似てるからなんですって。
ふーん、たしかにマロの眉を描くにはこんなぽったりしたハケは不可欠だったのかも。笑
こんな話も物知りの会員さんから伺えるんです。さすが藤の会。
金沢城は石垣の博物館といわれるくらいいろんな積み方の石垣があるとか。
「野面積み」・「打ち込みハギ積み」・「切り込みハギ積み」と種類があります。
私は石川門の中の木組にクギヅケです。
石垣もそうですが、こんな大きな木組みを見ると
昔の人って重機もなかったのによくぞこんな大きなものを!と感心してしまいます。
ここらでみんなのおなかがグーグーなり出しました。笑
喋る 食べる 食べる 喋る・・・・・・・笑
次の研修旅行で行きたいところのプランをみんなで出し合いました。
お食事の後は兼六園へ。
有料化されてから入ったことあったかなー。笑
江戸町ですって。
珠姫のおつきの人たちが住んだ町です。
旧町名って歴史が刻まれているからいいですねー。
金沢にも高岡町があったりするんですよ。
どこから来た人が住んでいたのかすぐにわかります。笑
有名な琴柱灯篭も人が多くてなかなか写真が撮れないー。笑
ふー、やっと撮れました。笑
こちらも有名な唐崎の松。
雪吊りのための材木がもう刺してあります。
11月に入ったら雪吊りが始まるそうです。
北陸の風物詩ですね。
藤の会は10周年を迎えましたが・・・・まだまだ行きたいところがたくさん。笑
私が藤の会の皆さんと出会ったのは娘が手元を離れたのがきっかけでした。
子育てがひと段落して、自分の行く方を思った時にどうありたいのかを考えて
いつか観光ボランティアになりたいという夢を持って市民講座に入ったのです。
それから10年、まだその夢はかなってはいないけど郷土史への興味は増すばかり。笑
これからも藤の会を楽しみにしています。