あいにくの強風に見舞われ、出船ならず
なんて…ことになるかと、思っていたら…
初島沖で、ちょうど初島の風下になるので、
出船するとのこと
15mは吹いとるでぇ~
出船時は、追い風なので、あまり強風を感じません。
奥に富士山が、すでに雪化粧をしているのが、見えます。
今回は、ダイワのゴウインブルに、オクマのマカイラで、
余裕の勝負です。
100m以内なら、電動なんて使いません
強風でヤリイカのポイントに入れないということで、
冷凍イカで、釣ることになりました。
本当は、私がヤリイカ食べたいんですが…笑
釣り餌用の輸入冷凍イカは、さすがに食べんません。
今回は、オーナーさんが1本目にワラサをあげ…
(まだ、ブリとは呼べないサイズ)
続いて、漁労長が本命ブリをGET
4名で、左舷トモがオーナーさんで、ミヨシが漁労長。
私は右舷トモで、スタッフさんがミヨシというフォーメーション
で、左舷のみあたり有りな感じ…
まあ、オーナーさんが釣れるのが一番良いのですが、
私も本命を釣り上げないと、漁労長に何を言われるかわからない…
言われ放題に、なってしまいたくないので、
1本は、ブリをGETしなければ…
漁労長が、釣り上げたブリを見にいき、
ワカシ釣れました
と声をかけると、、、
ソゲだよソゲ
と前回のヒラメ釣りの延長線上の逆襲を喰らってしまった。
ここで、解説せねばなるまい
ブリは、出世魚。
ワカシ ⇒ イナダ ⇒ ワラサ ⇒ ブリ
地域によって呼び名が違うようですが、関東では上記の呼び名。
ブリ釣りに行って、ワカシ釣る奴は、そうそういないでしょう
そして、ヒラメの小さい・子供を【ソゲ】という俗称で呼びます。
よって、ブリ釣りに来て、ワカシ釣れた
って、冷やかすつもりが、
前回私が、ヒラメ釣りで、ソゲ1枚という釣果だったことを思い出し
「ソゲだよソゲ」 と、返されてしまった訳です。
釣り人なら、直ぐにわかる内容ですが、
そうじゃない方のために、解説して見ました。
夕方5時頃にポイントに入り、
午後8時までに、
オーナーさん4本
漁労長2本
私が、当たるが、乗らないこと、2回。
3度目の正直で、何とか本命GETの釣果1本
珍しく、スタッフさんが、本命坊主で、
何故か水深70mでクロシビカマスを釣り上げました
これって、キンメやアコウの外道で釣れる
見た目は、竜宮の使いの黒い子供みたいな、
変な感じなのですが、塩焼きで食べると、実に美味しい
そんな奴を釣り上げたりして、、、
結局4名で、7本の釣果で、早上がり
私は、PM8時で喰いが止まったと判断し、
一人で、キャビンに入り、休んでました
PM8:30分頃、早上がりが決定して、
メンバー全員がキャビンに入ってきました。
あれぇ~いつの間に入って休んでいたのぉ~
とツッコミを入れられ、、、
そうこう、している間に、船は帰路についたのですが、、、
港に帰るのが、たいへん。
風速20m級の大風がビュンビュン吹いて、
潮は大かぶりで、まともに進めない感じ…
船は大きいので、乗っていて何も心配はないのですが、、、
操船する方は、夜だし、気を使うだろうなぁ~
と、人ごとのように、考えているうちに、眠ってしまいました。
港について、片付けをして、出発がPM9:30くらい。
みんな寒かったようで、
ラーメン食べて温まりましょうの提案に全員賛成
ラーメン屋を探すも、良さそうな店がない。
結局、熱海の街中に入り、ようやくラーメン屋さんを発見。
懐かしい、屋台風なラーメンを頂き、元気100倍。
しかし、車に乗り込むと、眠さ1000倍。
帰り道は、眠らない運転手として評判のスタッフさんが運転。
安心して、熟睡して帰りました。
翌日の今日は、朝早めに会社に行き、
昼のブリパーティの仕込みを始める。
汚れたくないので、スーツも着ずに、ジーパンのラフなスタイルで、
朝から、ブリしゃぶ・刺身・ブリ大根・カマの塩焼き・あらで味噌汁と、
3本下ろして、フルコースを用意。
さすがに、7本下ろすのは大変で、
お昼分を用意して、午前中は終了。
残りは、午後に処理しました。
アラで出しをとったスープで、しゃぶしゃぶが好評で、
みなさん大喜び
午後から、残りのブリを下ろして、オーナーさんが夜配るようの
サクを作り、どさくさまぎれに、良い部位のサクを自分用に用意して、、、
お持ち帰りにしよぉ~と、
大きなブリと、料理の写真はすっかり撮るのを忘れ、
写真が少ないですが、
ブリしゃぶ最高です
夕飯も社内で、ブリしゃぶをして、最後にスープで雑炊を作り、、、
これがまた、最高に美味かった
塩加減が完璧で、素材の良さを完璧に活かした料理人の腕
と、自画自賛しながらも、皆さん美味い美味いと喜んでくれました。
やはり、これを仕事にするか
また、ブリしゃぶ喰いたくなったら、釣りに行こっと
みんなぁ~
ブリでしゃぶしゃぶしてるぅ~